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それでも、周防正行はやってない。

soreboku.jpg

今日は「それでもボクはやってない」を鑑賞。

やってる or やってない

有罪か 無罪か?

そこに論点が行ってしまいがちだけど、実はそんなことはどうでもいいことだと思う。

ほんまちゃんが一番感じたのは、この映画のテーマは私たちが知らないこと、隠されていること。

それはきっと、「ありゃ、これなんかおかしくない?」という違和感を感じずに今まで生きてきちゃったことなのだ。常識とか思い込みなんてものがいかにあやふやであるかを考えることもなく。

わたしたちは裁判について知らない。全然知らない。裁判所は独立した組織で、博識な人が法というルールをもとに犯罪者をさばくところである、と教えられる。そしてすっかり信じ込まされている。裁判所は正しい、と。

仮に合コンに"裁判官・検事・弁護士"なんて肩書きのついた人たちがやってきたとしたら、よく分からないけど、「うわー、頭のいい人なんだろうなぁ」と思ってしまうはずだ。

でもそれは実は間違ってるかもしれないんだよ、ってこと。
知りもしない人のことをすごいかどうか判断するのは早すぎる。自分で確かめてみたらどう?少なくともこんな現実があって、こんな立場があって、法律ってそんな正しいものじゃないんだってことを。えっ、そんなことってあるんですか?ってことを。

知らなければ、騙される。
無知は罪なのだ。自分で自分の首を絞める。

つまりはそういうことなんだね。うん。

わたしはずーと長い間、常識だよって説明では納得できないことをいわかんとして感じてきていて、なんでだろう?と考え続けてきた。でも、周りを見渡すとそれを感じていない人が多いみたいで、そんな自分にもいわかんを感じていたりしたの。でもこの映画をみて、すごく合点がいった。やっぱりそうなんだ、この世にはそうして知らないこと、隠されていることがたくさんあって、それを知る人だけが得するように(正確に言うと知らない人が損をするだけだけど)できているのだって思った。
そういうものごとであふれているんだ。

自分勝手な私の考えを書いてしまったけど、ぜひぜひ観にいって、いろんなことを感じたらいいと思う。そして沢山の人と話をして、自分はこう思う、とか違う意見を聞いてとことんディベートしてほしい映画かな。だって、もしかしたらわたしたちも明日、あらぬ疑いをかけられたり、罪を犯してしまう危険があるのだから。

それから、周防正行という人のすごさを感じずにはいられない。じっくりと丁寧に描き出すその上手さに感動して涙すらこぼれそうになった。本質を見ようとするその姿勢をわたしは好きだなぁと改めて思ってしまった。バレンタインにチョコレートを贈りたいくらい。(笑)

ラストも気に入った。それでも周防正行は判決は出さない。どんな判決になるかはわたしたち次第なのだ。

ribbonbag.jpg

そうだ、今日はこの間通販で買ったリボンバックをデビューさせました。
持ち手のところの長さを変えることができて、荷物もたっぷり入るし、なかなかよさそう。

週末の旅行なんかにも便利かも。下ろしたてのアイテムでそれが気に入っているとちょっとうれしい。それだけでしあわせ。むふふ。

Comments:9

2007年1月31日 01:33

こちらで試写会に呼ばれる機会があって、行ってきました。
とてもよく描けてると思いました。もちろん、裁判官の昇進制度等、問題は多く孕むものの、冤罪は、裁判が人が裁くものである限り、100%は無くならないです。
裁判官は、同じ事象について、有罪にも、無罪にもできる論理性を持った人々です。事実、法学部の試験は、問題について結論が間違っていても、論理が通っていれば、いい点がもらえます。
裁判員制度がもうすぐ始まるけど、これは、個人的には、とてもいいことだと思ってます。今は拒否反応を示す人が多いけど、やってみたら、意外にみんな好意的になるんじゃないかなあ。やっぱり、国民が社会に参加するってところに意義があるんだと思います。

ほんまちゃん 2007年1月31日 13:57

鴇さん、こんにちは。
おおお、試写会にお出かけしたんですね。
アメリカなのに観られるとは!ステキ。

わたしもこの映画をみて、ますます裁判員制度は必要だし、有効だと思う。

わたしはもし指名されたらがんばって勉強して、精一杯の協力をしようと思った。

実は自分のためになるよね。
そして国のためにも、社会のためにも。

誰かを裁くってことは本当に難しいことなんだ、と感じました。

hiro 2007年1月31日 18:45

とっても久しぶりに書き込みします。

法律は特に正しいわけじゃないけど、恣意的に行政等運用されるよりはましかなーと思います。とはいえ、法律の改正作業は遅れがちな国なので、解釈もできるし、法律では大体の枠組みしか決められてはいませんが。

自分は会計士してますが、同じ感じで法律等に従って判断してます。でも、会計の分野だとようやく、趣旨があってそれに即した規定とかが出て来易くなってきたので嬉しいのですが、あらら、と思う面もまだ沢山あったりします。まあ、折り合いをつけながらやってるわけですが、裁判とかも人的、物理的限界の側面もあるし、正しい、という評価基準も恣意性を排除した観点で判断せざるを得ません。で、行き過ぎだったりするキライがあったので、裁判官制度、やってみようかとなった感じです。

状況は整理に役立てばいいけど。

ほんまちゃん 2007年2月 1日 10:05

hiroさん、貴重な意見ありがとう。

ルールを元に判断せざるを得ないということなのかしら。そしてそれは法律だけでなく、会計も同様であるってこと?

この世のものはすべてあいまいなのかしら。なんだかより深く悩んでしまいそう。(笑)それでもいろんなことを考えたいから、私にとっては必要なテーマかもしれないなぁ。

hiro 2007年2月 1日 19:45

正しい、っていうのは相対的なものですから。まあ、今の時点はこれで行こうよっていうのが法律だけど、日本はあまり変わらなかったり、遵法精神が割りと希薄だったりするけど、最近は、金融庁で五味さんって方が金融庁になって、彼は理想主義的な原則論者なので、違法なものは基本的に処分します。こういう運用も出来るっていうモデルですね。

で、日興とかもおそらく上場廃止、という対価を支払わされるのかな。

法律を適時にアップデートしてって、後は、法、とういルールに従ってやってればいいよ、っていうコントロールに日本は移行中ですが、会社とかでも規程があるでしょ、それは国にとっても法と同じ感じ。で、それに従って企業が運用されてるか、取締役とかが責任があって、それは有名無実化されてましたが、来年から内部統制に関して監査がされたりします。これもルールに従ってやってるか見る感じ。キツイ縛りは財務諸表が正しい、っていうために、販売プロセス等コントロール出来てるよねっていうのを社内で検証、で、それを会計士が更に検証という流れをとります。企業においてもおかしなことがされてるのが現状ですが、ある程度は縛りがかかるわけです。

というざっくりとした説明でした。

社内で集中英語プログラムの初日の授業だったんですが、なかなか。。仕事の時間でできるからいいのですが。

英会話等、半年後にはある程度のレベルになるべくやらないとね。ほんまちゃん、競争しましょうか!?

ほんまちゃん 2007年2月 2日 01:15

さすがhiroさんですね。

たとえば、まったく同じルールでもトップにたつ人によって違う解釈ができるということなのかな。

今までは"なあなあ"だったけど、これからは厳しくします、みたいな。

でも現実はみんな隙間を狙っていて、抜け道というのか、許される範囲じゃない?っておもいつつやっていたりして、ある日突然、それダメです、犯罪です!みたいなことがあったりして・・・っていう連続のような印象をうけます。

それで私のような人にはわけがわからない、見たいなことが起こっている気がする。

間違っていたらごめんなさい。
説明を読んでいたらそんな風に思いました。

ところで、英会話・・・まったく自信がありません。(笑)

とりあえず、顔でカバーということで。なはは。

hiro 2007年2月 3日 13:38

そうそう。それが裁量行政ってやつです。まあ、全ては取り締まるだけのコストパフォーマンスは無いから気になったとこをちょこちょことって感じ。

ただ、裁量権を振るうのに、根拠がないと不自由だよねってことで、今までよりは自由になる感じ。法律が無いところは、つべこべ言うなーというスタンスです。まあ、一長一短ですけどね。

内部統制とかって役員の方とかにとっても厳しいものなんですよ。知らなかったでスマナクなるから。重要な情報はフィルタリングされて上がってくる仕組み作るのもあなたの責任だから、社内の仕組みのデザイン、運用されてることも、社内的に、かつ、社外的に(会計士に対して)証明するために、書面ベースで記録つけとかないといけないのです!!で、これちゃんとしてると、彼の責任は果たされたことになります。

日本の特徴として、一過性でスポット当てて、その後は興味が無くなるっていうのがあるから、(特にマスコミにその傾向が強いけど)そういう印象になりますね。。

英語は、なかなか大変そうです。。というのも、自分は国内企業の監査してるんですが、コースは外資の日本子会社、支店、NY証取上場企業とかの監査してる人か、USCPA、英語好きな人位。自分ともう一人が国内担当で、二人で最後尾から出発です。ふー。ついていかねば。。

ガンバリマショウ!!

ほんまちゃん 2007年2月 4日 13:18

hiroさん、大変勉強になりました。

ところで監査・・・。
ものすごい人じゃないですか!
わたしの頭では理解できない情報がつまっているんだろうなぁ。

英会話は張り合うレベルではないことに今気がつきました。ま、負けました(笑)。

ビジネス英会話ってムリだ・・・日常会話ですらギリギリかじりついているレベルなのに。本当に仕事で英語の書類を見たり、メールが来たりするとブルーになる自分にはがっかりです。そしてたぶんそれはこれからもずーと続く気がします。あはは。

hiro 2007年2月 4日 15:31

こんちには。

ほんまちゃんのページは、彼女(http://ch08010.kitaguni.tv/)と一緒にちょくちょく見てます。なんで、なりたは予約が取れんるんだーとか言いながら。。

自分はブログはしてないので、気が向いたら、彼女の方のブログでも見てあげてください。どんな風なのか判らないとイヤかなーと。

ではでは。

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