- 2009年3月 5日 10:25
- 本と映画と音楽と
そのストーリーに説得力を持たせるのは難しいだろうな、と「ベンジャミンバトン」のストーリーを知った時そう思った。
だってどんどん若返っていく人生なんて誰が想像できる?
けれど予想に反して、この映画は「もしかしたら、こんなこともあるかもしれない」と思わせてくれた。そしてストーリーに夢中になった。
まず主人公の慎重さと忍耐強さに驚き、また人との出会いの不思議さを思った。人生は何が起こるかわからない。本当にそう思えたの。

人と違うことは喜びでもあるし、恐怖でもある。
だけど、それを受け入れて自分の人生をみつけなくちゃいけない。たとえ老人の姿であろうとも。きちんと冒険をし、経験をし、恋に落ちて、成長していく老人。その年相応のライフスタイルに自分を重ねて、リアリティを持たせている気がする。

人生にはタイミングがあるのだと思う。
人は人と関わって生きていくものでしょう?だからタイミングは大切。もしも運命だとしたら、チャンスは自然に何度でもやってくるものかもしれないね。ふたりがそうであったように。どこかで繋がっているんだもの。

ケイト・ブランシェットはやっぱり好き。
彼女の美しさだけではない、才能が好き。厳しい訓練によって作られたであろう、その才能にほれぼれしてしまう。

ベンジャミン・バトンの人生も数奇なように、彼女の人生もまた数奇なのだ。
けれどどうであれ、数奇ということは本当はたいした問題じゃないのかもしれない、とも思わせる。自分にとって自分の人生はいつも数奇の連続だから。
- Newer: 久しぶりに
- Older: ダイアンオバマバッグ!
































