
古いものと新しいものを融合させるのが好き、とこの間告白した。
そのきっかけというか礎となったのは、育った環境によるものが大きいかもしれない、と時々思うのだ。
自宅から車で30分の距離にある祖父母の家は銭湯を営んでいる。(ちなみに10/10は銭湯の日である、というのがわたしのアイデンティティ)。幼少期は日本の伝統である「銭湯」で育ったのだ。使い込んだ木の床材の美しさや籐のかご、大きな籠の入るロッカーは格好の遊び場であった。かくれんぼの時にはそのロッカーに身を潜ませるのがお気に入りで、ひんやりとした誰もいない広い脱衣所で物思いにふけったりする少女時代をすごした。もちろん、男の子に言ったら喜ばれそうなことも経験している。
さらに高校生の3年間、礼法を習っていたことや和食が好きなこと、和のプロフェッショナルのずっと年上の友人がいることなどもその理由のひとつとしてあげられるかもしれない。学生のときから茶事や文楽や能、歌舞伎、着物を体験する機会に恵まれていたので・・・そういうものとの距離は案外近いのかな、と思うことがある。


話を元に戻そう。
先日、憧れの裏地さま(hommaniaで勝手に特集したこともある)と村井正誠記念美術館へ行った後にご一緒させていただいたのが、ここ八雲茶寮。別名「楳心果」。夜は事実上紹介制でひっそりと運営されている。HIGASHIYAさんの本店ともいえるところかしら。


朝と昼は「楳心果」として。夜のみOPENする別室「八雲茶寮」はまさにシンプルで洗練された空間に仕上げられている。なんだかもう「別世界」としかいいようがない。

古いものと新しいものを融合して作り上げるのが上手なHIGASHIYAさんらしい。
ちなみに、お料理の紹介は明日の続き「八雲茶寮2」をお楽しみにね。
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