Bangkok Taxi

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走って、走って、走る。Run,Run,Run,,,,

夜のバンコクは渋滞と喧騒と明かりに満ちている。生暖かい空気と力強い生命力。夜のタクシーが好きなのは、朝の清清しさとは正反対に、どこか艶かしい空気のせいかもしれない。

もうすっかり慣れたタイ語とタクシーと大通り。いつでも、自由に生きていける、どんなことがあっても大丈夫、とそんな気にさせてくれる。

気を抜くと、すぐに押し寄せるトラブル。思うようにはいかない。けど、完璧さを求められないという点では安らげることもある。そういう緊張感とリラックスのあいだ。

自由でいられる選択肢があるからこそ、いつもそこにある、目の前の一見平凡にも思える東京での日常を愛せるのかもしれない、と思う。そして違う国で違う自分になれるような錯覚を覚える。実際は少しも変わらず、いたってそこにいるのは日常の自分なのに。そして別に違う自分なんてちっとも望んでいないことに気がつく。

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