グアムのレタスファーム

レタスファーム

グアムでレタスゥぅぅ?
初めてそう聞いたときに思わず顔をしかめたほんまです。どうも。

グアムでおいしい生野菜を食べたり、見たことすらなかったので、正直かなり疑ってました。でも何事も体験してみないとわからないもの。ほんとうにほんとうにすばらしかったので、気合を入れてレポしますぜ!

ちなみにグアムでレタスを栽培しているのはここしかありません。なので、グアムのレタスファームといえばここ。それ以外の生野菜はすべてアメリカからの輸入物。いわゆるカット野菜が多いかも。

グアムレタス

ワタクシ、到着するなりサラダをいただいたのですが・・・ぶっとびました!おいしいーーー、おいしすぎるーー!この時点でかなり満腹だったのですが、生野菜に飢えていたようでして。パクパクおかわりまでしちゃいました。ちなみにこちらはゴルゴンゾーラとオレンジ、ナッツのサラダ。

ドレッシングもサラダの組み合わせも、洗練されていたのはやっぱりセンスあるおハイソ(そもそもスカイダイブを経営)なご夫婦がやっているからかも。

レタスファーム

印象に残ったのは、この真っ白いネットで囲まれたハウス。網目は虫が入ってこないほど細かいメッシュで、しかも風を通し、直射日光を軽減するので、このハウス内はそんなに暑くないのだとか。まだビジネスをスタートして1年くらい。最新のテクノロジーを取り入れた水耕栽培です。

レタスファーム

まずは種の植え付けから。この専用の箱にMIXされた専用の肥料をいれます。シルバーのお盆にはびっしりとレタスの種を掃除機のようなもので満遍なく(ここが大切!)吸いつけ、この箱の上に落とします。この状態で芽が出るまで2週間おきます。

レタスファームレタスファーム

作業はこの覆われたトラックの荷台のような部屋で行われるそう。シルバーのお盆の先に丸いパイプがついているの、わかるかな?ここに掃除機のようなバキュームを取り付けるんだって。

レタスファーム

そして別の倉庫では、ミネラルウォーター(きれいな水)に栄養剤を混ぜて、レタスのための、スペシャルドリンクを造ります。

レタスファーム

そしてグリーンのハウスで、まず植え付けの済んだ苗を2週間ほど育てます。

レタスファーム

グリーンハウスで育てられた苗はしかるべき時期が来た時点でシャッター付(!)のホワイトハウスに移され、さらに2週間から4週間ほど(もちろん種類によってばらつきがある)育てられ、出荷されます。このホワイトハウスには水を送るポンプが張り巡らされ、24時間スペシャルドリンクの水を与えられるそう。

レタスファーム

グアムの気候(スコールが多く、虫がいっぱい)だと土栽培はうまくいかない、よって生野菜はいままで作れなかったようですが、彼のおかげで安全で(オーガニックではないが、ほぼそれに近い水準)おいしいレタスを市場に出せるように。

レタスファーム

青梗菜やレタスも5種類以上。中でも、3種の種を配合して1株で3種の野菜になっているブーケのようなレタスが印象的。市場では1束4-5ドルで販売されているそう。

レタスファーム

すべてが整理整頓され、美しく並べ育てられた野菜は虫食いもなく、すくすくと育っています。その姿は綺麗でまるで芸術品をみているよう。これは数年後、グアムを代表するビジネスに成長していそうです。

追って、スーパーで見つけたレタスファームのレタス&レタス・ルームパーリーの様子もお伝えしますよーーー!

[ Special Thanks, グアム政府観光局 ]

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