ヌーヨーク通信 part4

ちょっとばかりゼイゼイ、と息切れ気味になってきましたが、忘れないうちにヌーヨーク通信更新デス。(パート1パート2 パート3 はこちらでーす。) 

ベルナルディン

もちろん、今回のメインイベントはベルナルディンへ行くこと!何を着てお出かけしようか悩みに悩んだのですが、繊細なブルーマリーンのシフォンドレスにしました。けっこう開きが深いのですが、とても綺麗なカットでお気に入りドレスのひとつです。この上にカシミアの薄手カーデを着ていたのですが、ほかの女性のお客様がわりとノースリーブでオサレをしていたので、急遽ドレスのみに。やっぱり素敵なところにはおしゃれしていかないとね。うふ。とにかくすばらしく繊細なお皿で、またサービスも良かったのでぜひまた再訪したいデス。

リトルOWL

そしてギリギリにおでかけしたlittle Owlはカジュアルなお店なんだけれど、大好きなレストラン。あちこちにアイディアがつまっていて、ここも毎日でも通いたいお店のひとつ。センスがとてもいいの!
ちなみにわたしがオーダーしたのは「ミートボールスライダー」と「ダージリン」デス。小さいけど、大きなミートボルバーガーが3つ。お腹いっぱいに。キョロキョロと店内を見渡したけど、どれもおいしそうだったなぁ。

ペトロシアン

カーネギーホール近くのペトロシアンではキャビアを。実は今まであまりキャビアに興味がなかったんだけど、おいしくて感激。唯一のトラディショナルなフレンチで間違いない、安定していたレストラン。そういえば、ビジネスランチをしていたお客さん(で何度も目が合った!)がひとりで顔芸満載(おいしいとそうなる)のわたしに「おいしかったでしょ?」と話しかけてくれたのだっけ。びっくりしたけど、嬉しかったなぁ。

Dovetail

Dovetailは非常にバランスがよく、創意工夫がされていた。わりとこじんまりとしたレストランなんだけれど、肩のこらない、でもちゃんとおいしい。またさっぱりとしていて、軽やかな印象。特にコーンブレッドが絶品。広すぎないのがいいレストランのポイントの一つだとおもう。

ボルナルド

カフェボルナルドは、ダニエルのカジュアル版。ビストロをちょっとおしゃれにしたダイニング、というイメージ。もうここのデザートは声も出ないくらいおいしくて、この旅でもっとも感激したデザートに決定!欠点はデザートがすばらしすぎて他のお皿がくすむ・・・ところでしょうね。ってここレストランなんですが・・・。デザートのお持ち帰りができたら、危ないでしょうね。絶対買っちゃうもの。

ジャンジョルジュ

Jean Georges は最もNYらしいレストランだけれど、個人的にはいまいち。あー、残念だったなぁ。でも大好きなマーサーキッチンはJean Georgesがやっているようだし、センスはいいのかも。ちなみにお皿によって当たり外れが大きい、という噂です。他のものはおいしい可能性はある。でも全体的に和食&タイマニアの私からするとほとんどにその要素が含まれており、ちょっと物足りない。お店の雰囲気やサービスはしっかりとしているから、一度はチェックすべきお店だとおもう。

5ナプキンバーガー

アメリカに来たからにはがっつりダイナーへも行きましょ、ということでみんなでブランチに5ナプキンバーガーへ。私がオーダーしたベジバーガーがなかなかグーだった。それにしても本場のハンバーガーはすごいです。肉汁ジュワーだし、量も多いし。これにコカコーラなんて飲んだら、絶対太れるな。(笑)映画なんかでよく観る、大きな道路の脇にあるようなダイナーの雰囲気はとても面白くて新鮮だった。

もりもとNY

そして、和食のもりもと。オサレな店内は新しい和のスタイルを感じさせるものだった。肝心のお料理は日本人が求めるレベルには達していなかったものの、まずまずの出来。外国で和食を食べるのは本当に難しいよね。それでも、NYの巻物は新鮮だったし、これはこれでアリだと思った。店内は味噌汁の出汁の香りがふわっと広がってきて、鮨バーでは若い日本人のシェフがうろうろとしていて、外人から観ると「ファービュラス、ジャポン!」ワールドなのかも。

もりもとNY

ふー、よく食べました!
食べることは生きることで、最高の趣味だし、エンターテイメントである、とわたしは考えてるのだ。おいしいものは経験と知識とそして少しの投資を必要とするけれど、人生にうるおいを与えてくれる。

だから、おいしいものを創るのはとても難しい。センスと知識と努力が必要なんだもの。本当においしいものを作れる人を心から尊敬するまいにちデシタ。

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