アメリカの映画なんかに良く出てくる「ブッククラブ」。
日本にもあるのかしら?
なんてことを思いながらこの映画を手に取った。「ジェインオースティンの読書会」だ。
ジェインオースティンはこれまた好きな作品のひとつ「プライドと偏見」の作者でいわゆる階級の差のある恋愛を描いている女性作家。
個人的には非常に歴史を感じさせる作品なのに「もし自分がこの時代に生まれていたら・・・」と思わず妄想を誘うような、けれど、静かで淡々とした日常を思わせる作品達だと思う。
で、この映画もまたこの作者に魅了された5人と存在すら知らなかった1人でつづられる。人生においての大事件を抱えた主人公たちがブッククラブを通して変化していく様子はとても素敵。
わたしも読書が大好きなのだけれど、あまり意見交換とかはしないし、ましてホームパーティー形式の読書会ってすごく新しい発想だなぁって。
外国では家で過ごす時間が快適、という思想だからかもね。
少しずつ、お互いの影響を、本の影響を受けて変わっていく姿はとても勇気付けられる。人生ってその瞬間瞬間だけでなくて、長い目で見なくちゃいけない、だからいつでもポジティブでいたい、と思った。
図書館のチャリティーパーティーも素敵だったなぁ。
日本でもこういうことができたらいいのにね。
女性向きの元気を与えてくれる映画。
ぜひレンタルしてチェックしてみてね。