キャセイシティの中には、キャセイパシフィックの歴史を勉強できる、
キャセイミュージアムもあるのです。
(特別な場合のみしか見学できません、要チュウイ)
入り口はまさに昔の搭乗口をイメージしたもので、いい感じ。
ちなみに、キャセイは1946年に創設されたエアラインで、
香港をベースとしています。
飛行機は135機所有していて、平均寿命(?)は11年だそう。
今は石油が高いので、燃費のいい飛行機に変えようと新しいものを
たくさん投入しようとしているそうです。
ドラゴンエアーはキャセイの100%子会社。
また中華航空(スターアライアンス系)とは持ち株関係にあります。
キャセイはワンワールド系ということを考えるととても興味深いです。
香港にとって、中国市場との連携ははずせない、という意思の表れと取れるかと。
それはともかく、キャセイは設立当初、貨物の輸送用エアラインとして出発し、
中国のシルクであるとか、洋服であるとかを運んでいました。
実は香港は今でも世界一の貨物経由地となっていて、その創業時の
物流拠点としての重要な役割を果たしているんですね。
こちらは1946年当時の中国。
古きよき時代を感じます。
そうそう、実はこんなゴールドも運んでいたのです。
ゴールドはあまりに重かったので、たくさん積みすぎて空からゴールドを落とし、
その後着陸した、というエピソードも残っています。
しれっと1本くらい持ち去りたい・・・なーんて妄想が膨らみますね。(笑)
そうそう、キャセイの資本としてはかなり早い段階から、香港系財閥的企業の
スワイヤーグループが入っています。
スワイヤーが果たした役割というのも大きかったのだろうなぁ、と。
そしてキャセイパシフィックは今や香港でも知らない人はいないというほどの
大企業に。
キャセイに限らず、エアラインは近年非常に難しい経営を要求されており
世界情勢に翻弄しやすいという特性を持っています。
その中で生き残りをかけてサービスの向上を常に図っている姿勢は
とても勉強になりました。(キャセイシティにはたくさんの研修施設が!)
こんな風にキャセイの秘密を知ることが出来て凄く素敵な体験でした。
知ってみればみるほど、そのエアラインが好きになる、というのは本当
なんですね。
また、誇ることができる企業で働いている方たちも同時にとても羨ましく思いました。
そんなわけで、記念にキャセイグッズをたんまりと購入しちゃいました。
これで、キャセイ通を気取れるかしら?ふふふ。(ボコッ)
{ 香港 } CATHAY MUSEUM
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