TETSUYA’S

実質3日間のシドニー滞在で最も楽しみにしていたもの。
それが「TETSUYA’S」でのディナーなのだ。

TETSUYA'S

TETSUYA’Sはその名前の通り、日本人である。
ALL ABOUTに簡単な解説が載っているのでチェックするといいかも。

ジャパニーズフレンチのお皿が特徴で世界トップ10のシェフといわれている人なの。

1ヶ月先まで予約びっしり。
実際わたしは電話で確認してみたけど、撃沈。
でも友人のおかげでなんとかたどり着けたというわけです。

もつろん、ほんまツインズのようなワカゾーは他に一組もおらず・・・。(まぁ、いつものことね)
日本人らしき人もあと1組くらいで客層としてはオーストラリアおよび各国のエグゼクティブ。

TETSUYA'S

全部で14皿でてきます。1コースのみで約200オーストラリアドル。(サービス除)
この日はスペシャルで牡蠣がいいというので、それもお願いしました。

ちなみにワインはグラスでも結構充実していたし、ボトルもお手ごろからお高いものまで揃っていました。いいセンス!
わたし達はグラスでワインを。ひとり3杯ずついただきました。うふふ。(泡→白→赤)

まずは出汁のかなりきいた前菜がでてきて、「えっ、和食?」とかなりびっくり。
ここまで和のテイストがはいっているとは思っていなかった。
いくつかそういった和の前菜がちょこっとずつ、でもサラリと次々でてくる。どこかにいつも和を感じる。

基本的に非常に濃い味の出汁で、少量なので胃がキュッとして下地が滑らかにできてくる。
(濃い出汁は分かりやすさと凝縮感でいえば外人ウケするだろうな・・・、と。わたしも好きですが)

途中からお皿の数が数えられなくなり・・・アバウトですが、
魚3皿、お肉3皿、デザート3皿・・・あとは前菜という計算かな。

サービスも非常にすばらしく、お皿ひとつひとつの説明が的確で魅力的な人が多かった。
スタッフいわく、わたしたちが姉妹かツインズかで噂されていたらしい。お皿を運びつつ、確認しに来るところがとてもキュート。

TETSUYA'S

全体的にすばらしいバランス感覚のお料理。量もかなりあるし、これでこの値段は安いと思う。ただし、日本人の特に女性には量が多すぎる!これね、全部食べられたらあなたは相当実力派ですよ。なので1皿1皿でどの程度食べるかがセンスが問われるところね。わたしたちは半分の時点でかなり満腹になってきました。

シグネチャーの「オーシャン・トラウトのコンフィ」は皮にみたてた部分がスパイシーで独創的。でもこれ、コンフィなの?絶対生だと思った!

そう全体的にすばらしいのだけれど、しいていうなら魚のお皿がすべて生のように感じた。本当は火にかけていたものもあるのだろうけれど、実感としては3皿すべてが生で、ひとつくらいはあぶったものとかが食べたかった。なんとなく飽きたかも・・・。

それ以外は気がついたこともなく、デゼールまでピッとした繊細さとバランスで実にすばらしい。

いや、本当にいいお店だと思いました。
またシドニーに来たら行きたいもの。シドニーはシーフードが豊富だから和食との相性は絶対いいよね。ホント、レベル高い!

こんな素敵な経験ができたことに感謝してしまう最高の夜でした。
Nさん、本当にアリガトウ!

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