Le・さんざ・ぷりゅ vol.2

Le・さんざ・ぷりゅ

あー、久しぶりに帰ってきたなぁ、とわくわくしながら席に案内される。 ここは温かな静寂に満ちていて、とっても落ち着くのだ。(パート1はこちら)

この間、食堂かたつむりを読んでいて、思わずここを思い出したの。 その日やってくるお客様に丁寧に丁寧にお料理を出す。

そんなことが本当にできるのかって? それならぜひここにお出かけしてみて。きっとびっくりすると思うなぁ。

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スタートは目の前の畑でとれた小豆を塩で煮たもの。小豆の香りが立っておいしい。生の小豆だからでる香りなのだそう。そしてこれまた採ったばかりの枝豆をグリルしたもの。豆の味がぎゅっと詰まっている。

Le・さんざ・ぷりゅ

いろいろなお野菜のワンプレート。華やかで美しい。
もちろん、どの野菜も個性的でおいしい。

Le・さんざ・ぷりゅ

鮎(大好物)と玄米のリゾット。
鮎のいい香りがふわりと漂う。この鮎、別嬪さんだったんだろうなぁと想像。 玄米の歯ごたえもまた素敵。

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川魚のムニエル(イワナとヤマメ)。内臓の部分に入ったハーブがおいしさを引き出すのだ! たまねぎのソースはやさしい甘さで、隣に添えられたきゅうりは歯ごたえがいい。

Le・さんざ・ぷりゅ

完熟トマトの雫。
澄んだ味。これはすごいね。雑味が一切ない洗練の極み。そもそも枝で完熟になったトマトをミキサーにかけ、半日かけて雫のみにするのだ。トマトジュースもおいしかったけれど、やっぱり雫はより最高。

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自家製ハーブのハーブティも芳醇な香りでハーブ好きにはたまらないの。うー、おいしい。胃がすっきりとする。

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デザートには焼き桃のコンポート(!)に濃厚プリン。

悶絶するくらいおいしい。

わざわざドライブしてでも来る価値があるレストラン、だと思う。何よりもご夫妻の温かな人柄に触れると、じんわりと温かい気持ちになれるのだ。また逢いに、そしてこのお料理を味わいに来たいなぁと思う。

しあわせな食事のじかん。

 

農村の納屋レストラン 
ル・さんざ・ぷりゅ
TEL.FAX 0267-52-2080
長野県佐久市春日3256-2
完全予約制。
お休みは木曜日と水曜日の夜みたい。
電話で確認してくださいね。

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