夜のお茶会

「わたし、朝型なの」

生まれてこのかた言ったことがない。
憧れているのだけれど、正直朝に弱いのだ。

かといって深夜に強いわけでもなく、でもどちらかというと夜型かもしれない。 というわけで、夜の一人お茶会。(というわけで、って何のつながりもないが)

外の音もなく、静か。新鮮な空気だけが少し開けた窓から出入りしている。わたしは決まって集中するときは無音なのだ。だから夜が好き。わたしにとっては、夏だけでなく、「秋もよる」がいい。夕暮れよりもよる、だ。

無音の状態が一番落ち着く。
やっぱり、ひとり好きなのかもしれない・・・と思うのはこんなとき。

夜お茶

といいながら、急に誰かに会いたくなったりもするんだけれど。

なんだかゆったりとした気分になりたくて、おいしい紅茶を丁寧に淹れる。あっという間に口と鼻の中に広がる優雅な香りがいつものとは全然違う。どうしてこんなにも違うんだろう?と思う。世の中のほとんどのものは上と下は雲泥の差だと思う。どれと出逢うかでそのものから受ける印象はかなり違ってしまう。

ちなみに、わたしはカフェインに強いタイプで、だから深夜に大量にお茶を飲んでも全然眠れる。だから心配しなくても大丈夫。

調子が良くて一日中引きこもっていると、携帯もiPhoneもいらない。PCメールだって連休中はほとんど来ないから、楽チンだ。わたしはふたつのことを一度にはできないタイプ。集中しないと何もできないのだ。

さて、お茶を少し飲んだらまた作業に戻らなくちゃ。
 

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