あなたになら言える秘密のこと


バタバタしていて書き忘れていた!
気がついたら公開していたのね。
というわけで、「あなたになら言える秘密のこと」の試写会へ行ってきたのでシネマメモ。
グレー色に塗りつぶされたハンナの毎日。
生きている喜びはなく、ただ息をしているだけの彼女を救ったのは・・・偶然の出会い。
深い悲しみを背負って生きていかなくてはいけない人はどうしたら幸せになれるんだろう。
救いのない、出口のない、そして人に言うことのできない秘密をもしも自分が持つことになったら。
私ならどんな風に生きていくんだろう・・・と思わずにいられなかった。
彼女の持っていた秘密は胸が痛い。
こんなこと、許されないのに。許されるはずのない犠牲。
でも現実に起こったことなのだと思う。
今の私には想像もできないけれど。
でもこの重さをうまく描き出していると思ったな。最後の最後で。
その秘密が打ち明けられるまで、どうしてこんな息が詰まるような単調な映画を描いているんだろう、と思っていたのだけど。
でもこのつくりは絶妙なバランスだったのだ。
というわけで、イロイロと考えたい方におすすめ。

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