あいかわらず、地味に読み進めてます、池井戸作品。
で、改めてお金の知識について勉強したい熱がフツフツ。
前回から攻略したのは、
ルーズヴェルトゲーム、MIST、ロスジェネ、架空通貨の4冊。
すべての作品が銀行やお金(金融)の話が深く関わっていて
やっぱりあれだね、お金の知識がないとひとは不幸になりやすいね
といまさらながらに実感。
というわけで、池井戸さんが書いた金融の教科書的な
入門書もチェックしてみよう、と決めた今日この頃。
★ただいま読書チュウ。
短長編は読みやすくて、結構好き、です。
★すでに読み終わった作品 (好きだった順)
直木賞を受賞したこの作品、下町ラバーということもあって
ドキドキ、ハラハラしながら読み進めました。
夢のある題材は日本人がもっとも好きなテーマといっても
いいんじゃないかしら。どんな人にもおすすめ。
ドラマ半沢直樹の続編。
そろそろ最終回というタイミングで読んだら
やっぱりこのシリーズ、超絶に面白かった。
そして読み応えもばっちり。
池井戸作品としては珍しい女性が主人公の話。
この主人公がめちゃかっこいい!
野球を通して繰り広げられる人間ドラマが
面白い!超絶に卑怯なやつが出てくるのは
池井戸作品の面白いところかも。
これも好き。骨太な作品。
「談合」をテーマにラストはどうなっちゃうの~?
とあっという間に完読。
ミステリーな要素と金融がテーマということが多い
池井戸作品の中でもちょっとおマヌケな主人公が
事件を解決していくのは気軽に読めるかも。
人間の強さ、弱さについて考えさせられるとともに
「銀行員」にテーマが絞られていることでそれぞれの
ストーリーがまるで隣で起きているかのようなリアリティを
感じる作品。
こちらもなかなか深いストーリーでこんな世界があったら・・・
と思うと恐ろしくなる小説だった。
ちなみに江戸川乱歩賞受賞第一作『M1』を改題したもの。
M1=架空通貨。
夜中に読了。
ミステリー作品で思わず深夜に背筋が凍る・・・。
でも実は犯人は目をつけていたやつでした。