こんにちは、やればできる子ほんまです。
みなさま、どうもどうも。
実は今回のフランス女子旅では、女子度UPのために
ル・コルドンブルーの本店でフレンチ修行を半日ほどしてきました。
日ごろ自分で魚はさばきませんが・・・食べるのは大好き!なワタクシ。
身分不相応ではありますが・・・
ドSなシェフの指導に必死に食らいついて勉強してきました~!(ちょっとおおげさ)
というわけで、1枚目の写真はワタクシが作ったメインです。ほほほ。
まずはコックコートを着て気分だけでも見習い・・・に。
早朝に教室へ出向くと・・・すでに準備万端な状態に。
このあたりのキッチンの配置は日本の代官山校とほぼ同じ。
今回は舌平目のお皿をお勉強します!
シェフがいきなり取り出したのは・・・はさみ。
えええ、はさみ!?
大きな舌平目の背びれをはさみでチョキチョキしていきます。
そしてそれができたら、尻尾の皮をナイフで薄く傷つけて軽くめくって
キッチンペーパーで押さえて、一気にはがしていきます。
ベリベリベリ~!
ちなみに今回の裁き方では裏側の白い皮ははがさずそのままにします。
そして、頭を切り落として・・・真ん中にナイフをいれます。
こうして骨に沿ってナイフを入れてパカパカと開くように処理します。
上下ともにパカパカの状態になったら・・・
さらに骨の下の身にナイフを入れていきます。
で、こんな風にナイフを上手に入れると、骨だけがペロッと
取り出せます。このきり方をすると1皿の身の量が多くなって
ボリュームのある食べ応えのひとさらになるそうです。
と、ここまでのデモンストレーションをボーっと見ていると・・・
はい、これほんまちゃんのねー!と大きな舌平目が光臨。
どどーーん!
今見たとおりに、今度は自分でやってくださーい!
と、仁義なき戦いの始まり・・・です。
ひぇぇぇぇーーー。
なんとか、まわりをキョロキョロしつつ、下処理が完了!
思いのほか上手にできました!!!
ちなみに魚のアラをつかって、出汁をつくります。
セロリなどの香味野菜を軽く炒めたら・・舌平目のアラをどっさり。
フュメ・ド・ポワソンをつくっています。
こちらは、舌平目の真ん中に入れる貝。
さして付け合せのお野菜も丁寧にカットして茹でていきます。
鍋が全部違うのは、茹で時間が異なるため。
こちらも茹でて氷水で冷やしておきます。
さて、と。
最後の仕上げ。
下処理した舌平目にえびと貝を混ぜ合わせたものをつめていきます。
そしてオーブンへ。
その間につけ合わせを盛り付けます。
最終的にはひとつのお鍋に入れてバターで艶やかに。
日頃そんなに料理らしい料理はしませんが、
丁寧な指導のおかげでおいしい1皿を作ることができました。
あまりに大胆なバターの使い方に恐れ慄きましたが、食べてみると
そんなにバター味がしないのが不思議でした。
ブルターニュ出身のシェフの料理はいままで作ったことが
なかったけれど、とってもおいしかった。
ぜひ機会があったらフレンチもまた自分で作ってみたいです。
やっぱりお料理って楽しい!と思えた体験でした。
ぜひパリに来たら、本場の料理学校でプチ修業もおすすめですよーー!
Cordon Bleu
8, rue Léon Delhomme
75015 Paris, France
Tel: +33 (0)1 53 68 22 50
{ Special Thanks,フランス女子会 }