深夜のゴミ箱 (プロローグ)

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夜ベッドの上でゴロゴロしながら、2倍速で撮りためたテレビをみるのが、最高に楽しい。ストーリーの展開も登場人物の声もどこか早口で最初は違和感を感じたのに、

3日続けたらやめられなくなった。

いよいよ寝ようと思ってテレビを消して真っ暗な部屋の天井をみあげると、ここ最近のことやくだらないこと、誰かがいつか言っていたことがポツリポツリと浮かんでくる。枕元には携帯。ときおり何かを弾いたようなピンッという音がする。またメールやメッセージが届いたようだ。

なぜか夜になるといろいろなことが浮かんでくる。

たいていは取るに足らないどうでもいいことで、翌朝起きたらもう一度まとめようと思うのに、朝めざめると何を考えていたかまるで思い出せない。結構大切なことも、なかなかいいアイデアもあったはずなのに。仕方ない。またいつか思い出せればいいか。

そんなことをまた今夜もベッドの上で考えている。でもまてよ、もしかしたらもしかして。こんなどうでもいいしょうもない頭のナカミが案外面白い気がする。いつもはPCで書いているテキストを

苦手な携帯でベッドの上で深夜に

書いてみよう!何も深く考えずに、まとまってもいない正しいとも限らないしょうもないひとりごとを書いているひとがいてもいいかも?

夜書いたラブレターは出すな

と誰かは言っていたけれど、シラフで書いたありきたりなラブレターが誰かの目にとまることがあるのかしら。わたしなら深夜の勢いで書いたラブレターのほうが好きだったり面白いと感じるんじゃないか、今夜はそんな気がしてきた。

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翌朝起きて読み返したら、確実にゴミ箱行きのあたまのナカミ。

試しに描いて(文字を書くというより、絵を書くのに近い気がするのでこの文字にした)みることにする。しばらく休んでいた「あたまのナカミ」の続きみたいな感じでしれっと。時々不定期で気が向いたらアップされているはず。別に反論も共感も求めてはいない、なんとなくぼんやりとしたつぶやき。オチもないけど、まあお酒でもお茶でも飲みながらゆるりと、いきましょう。

というわけでどうぞよろしく。

そろそろ慣れない携帯で文字を打つのに疲れたので今夜はもう寝ます。おやすみ。

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