富山には、加賀や京都とも縁の深いお寺、重要文化財の「勝興寺」があるんですよ、と聞いてお出かけしてみると・・・
えっ、想像以上に大きい・・・!
12の棟もあるお寺だったのでした。この日は雪だったのでとても趣ある写真が撮れて大満足。
ちなみに現在、重要文化財の「勝興寺」は修復作業中。かなり歴史を感じる建物がいっぱいです。
かなり細かいところのまでじっくり見ないとわからない芸の細やかさ。その昔、富山と北海道を結ぶ
北前船
で栄えたこともあって、とにかく贅沢なつくり。
そして本当にひとつひとつが大きい。冷暖房効かないだろうな・・・とかいう庶民的な感想ですみません!
この本堂の入り口にある三角のものは屋根から落ちてくる雪をよけるためのもので、毎冬たてられるのだとか。今年はそんなに雪は降っていないらしいけど、確かに必要ですね。
これは京都から船で運ばれてやってきた唐門。
本堂のまぶしさといったら!
その昔は大勢のお坊さんが修行していらしたそうです。
ここからは現在修復中の場所が観られる特別プログラム。
要予約
です。
普段こんな位置からは見ることができない建物をあんな角度でこんな高さからチェックできます。重要文化財なので、当時の作り方をそのまま再現&必要最低限の修復のみ許されています。現在は職人さんもすくなくて、とっても大変なんだとか。ちなみに屋根はこんな板を何枚も積み重ねてできています。すごい!
古い部分の木はすべて
ナンバリングされて、管理
しています。いちど壊しても、どこの部分がしっかりわかるように。わたしのような大雑把な人間には想像もできない大変さ。
とにかく、修復中にしかできない、貴重な体験。
前のめりでおすすめです。
大人の遊び33の富山旅
2016春夏バージョン
No.06
ヒストリカル・トリップ
入場料300円、特別プログラム500円(計800円)
{ Special Thanks, 富山観光連盟 }