北前船廻船問屋の森家
は古きよき日本を感じるのにこれ以上ないくらいの観光スポット。当初、廻船と聞いてすっかり「海鮮」だと信じて疑わなかった無知なワタクシです。が、本当は北海道と富山を結ぶ船のことだったんですね。
交通事情がよくなかった昔には海路でものを運ぶのがもっとも効率的な方法だったようで。
というわけで、当時の建物そのままに体験できる廻船船の森家は富山名物としても人気のスポットです。
何がすごいかというと、練りに練られたこのおじさまの解説!漫談家のような抑揚のある語りにたくさんのひとが魅了されてしまうという。
大きなのれん、憧れです。
外からはみえないけれど、中からは外がよく見えるという貴重な窓はマスト!
日本でもっとも古い金庫のひとつがこちらにも。以前火事で証文がすべて焼け、借金を返さなかったひと続出という痛い経験から取り入れたものだとか。丁寧な細工が好みです。
普段は障子て隠されていたようです。
そして、本当に使われていた鏝絵。蔵のドアが立派な鏝絵とはなんとも贅沢。
そして年代もののトイレもまた贅沢な木材を使用して作られたものだとか。実際に使うこともできます。ここぞとばかりに入ったのは本当の話。
当時の富豪番付。よく小説などでも読んでいたけれど、こういう番付本当に流行っていたんですね…。
というわけで、軽快なトークに魅了されながら、当時の富山の廻船問屋の繁栄ぶりを感じるには最高の森家へ。おとな旅するべし。
北前船廻船問屋の森家
富山市東岩瀬町108
(076)437-8960
午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
年末年始(12月28日から1月4日)はお休み
入館料100円
大人の遊び33の富山旅
2016春夏バージョン
{ Special Thanks, 富山観光連盟 }
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