{ 東紀州・みえ旅 } 熊野三山のひとつ熊野速玉大社へ

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三重と和歌山はお隣さん。紀宝町からは本当にすぐ、なんです。
というわけで、世界遺産のひとつでもある

熊野三山の熊野速玉大社へ。

神様や仏様の世界にはまるで疎いワタクシですが、付け焼刃的な説明でいうと、こちらは日本全国に約3千社ある熊野神社の総本社なのだそう。

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そもそも熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称。すべて和歌山にあります。

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サイトをチェックしてみると、蘇りの神社と呼ばれているようで、

自然信仰を原点に神社神道へと展開していく熊野信仰

は、六世紀に仏教が伝わると早くから神仏習合が進み、「熊野権現信仰」が全国に広まっていきます。「権現」とは、神が権り(仮)に姿を仏に変え、衆生を救うために現れるという意味で、過去・現在・未来を救済する霊場として熊野は広く人々に受け入れられていきます。さらに、強者弱者、地位や善悪、信不信を問わず、

別け隔てなく救いを垂れる神仏として崇敬

され、人々は難行を覚悟で、熊野をめざし、「蟻の熊野詣で」の諺も生まれました。
熊野古道は、滅罪と救いを求めて難行を続ける人々がつけた命の道です。険しい山路を越えてやっとのことで宝前に辿り着いた人々は、皆涙に咽んだといいます。そして、熊野の神にお仕えする私達の祖先は、たとえ参詣者のわらじが雨で濡れていてもそのまま温かく拝殿に迎え入れました。これを「濡れわら沓の入堂」といい、熊野速玉大社の社訓になっています。美しい感激の涙で心が洗われ

自分本来の姿を取り戻す旅

熊野は生きる力を、もう一度受け取りに来るところなのです。命がけの旅は、私達が生まれた時に持っていたはずの純真なこころと姿を取り戻す試練の旅でもあったのでしょう。
難行苦行の果てにあるもの・・・それは、迷わず人生の再出発を踏み出すための勇気と覚悟の加護にほかなりません。熊野速玉大社が「甦りの地」といわれる本意は、正にここにあります。

だそうです。なんとも深く重い歴史を感じます。

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みえ旅にちょっぴりプラスして、和歌山の熊野速玉神社にもお参りいかがでしょうか?

熊野速玉大社
和歌山県新宮市上本町1丁目1

※ここは三重県との県境近く、和歌山県にあります

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{ Special Thanks, 三重県観光誘客課 }

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