以前からその評判を聞いていて、訪れたいと思っていた店、蓮香。
予約はその日から1ヶ月先まで。リサーチをかねて年に何度か大陸まで出かけるのだとか。
ひとことに中華、といっても私たちが想像するものとは少し違う。
どこかで食べた記憶のない中華料理。
とはいえ、そのすべてが磨き上げられたお皿で、ハーブやら香辛料がふんだんに使われている。
料理を食べ進めるごとにどこかに旅をしている気分になるのが不思議。
提供のスタイルは大皿でどーん、と。
料理は一度にたくさん作るほうがおいしい、というのがシェフのこだわりのようで、テーブルは概ね19:00から一斉にスタートすることが多いみたい。
とにかく最初から最後までペースよく出てくるのと、野菜を使ったメニューが多いので女性でも最後までペロリと食べられてしまうかも。
ポルチーニの春巻きは口に入れたとたん、芳醇な香りが広がる。
白子をこんな風にして食べたのははじめて。
とても美味。
稚鮎のフリットはどこか和を感じさせてくれる
個性的でここでしか味わえない食体験。
飲み物はほぼすべて2900円で紹興酒やワインをボトルでいただくスタイル。
これもまた究極にまで研ぎ澄まされていて、システムとしてもすばらしい。
駅からはやや遠いのだけれど、ぜひまた再訪したい。おススメの店。
蓮香
東京都港区白金4-1-7
03-5422-7373
※白金高輪3番出口
18:30~21:00(L.O)