最近テレビ等の取材も多い、ジョグジャカルタで注目のスポットといえば・・・こちらの
ジョンブラン洞窟(JOMBLANG CAVE)
です。
とにかくここがすごいのは・・・ものすごい山奥にあり、道もほぼ舗装されていないため、この先に本当にジョンブラン洞窟があるのかしら・・・と不安にさせるほどのアクセスの悪さ。(笑)
しかも道はガタガタでめちゃくちゃ揺れます。そういうのも含めてかなり面白い観光ができます。
この看板をみつけたら、いよいよジョンブラン洞窟ツアーのスタートです。まずはあらかじめ予約していた時間に待合所に行き、メンバー全員がそろうまで待ちます。こちらのトイレ、バケツのはった水を桶で汲んで流すタイプでして、トイレットペーパー等はリュックに入れていくといいでしょう。
ちなみにベンチとコンセント等はあるので携帯を充電しつつ待つのがおすすめ。30分以上待ちますので文庫本もあるといいかも。そして大事なポイントがもうひとつ。それは天気。
雨の日にジョンブラン洞窟に行ってはだめ
です。晴れもしくは曇りの日を狙いましょう。
その後、全員そろうと大量の長靴が登場。通常、洞窟って意外と寒い・・・と思っていたので羽織るものを持っていったのですが、こちらの
ジョンブラン洞窟はものすごく蒸し暑かった
です。体感湿度100%。そして想像以上に泥まみれになります。なので汚れてもいい格好で行きましょう。
指定の長靴に履き替えたら、いざ、スタート!集まった時間の早いチームから下に下りるのですが、
基本的に崖から下ろしてもらうのは2人1組。
なぜか私たちのチームは大勢だったので一番最初におろしてもらうというこのお兄さんと一緒にわたしもトップバッターで下りることになりました。みんな、一番最初に降りるのはちょっと抵抗があったみたいで・・・。
命綱を装着し、ひとりがこのように鉄の棒につかまって、待機したあとに次のひと(ワタクシ)も同じようにきっちりとベルトで隣とつながれ・・・・
上から見るとこんな感じの命綱。きちんと係りの人が作業してくれるので安心です。ぶっちゃけトップバッターだったので一連の流れがわからず、かなり不安だったのは確かですが・・・・。というのも、こちらのジョンブラン洞窟は人力で30-50mとも言われる底まで下ろしてもらうという、
恐ろしく原始的な方法でたどり着く
仕組みだから。もちろん上に上げてもらうのも同様です。
たくさんの人がロープを引っ張っていて、綱引き状態。
そして下からみるとこんな感じで人が降りてきます。ここのおろしてもらうまでの景色も絶景なので
GoProなどのアクションカメラを用意していくとより楽しい写真や映像が撮れる
はずです。アドベンチャー系スポットは濡れたり汚れたりするのでやっぱり防水のカメラが必要かな、とこのとき強く思いましたね。
そして谷に下りたら終わりではありません!ロープが張ってある山道を、しかも土質が粘土質なのですごく滑ります。注意深く降りていきましょう。
これだけの秘境ということもあり、360度どこを見ても素晴らしい景色が広がります。
そして洞窟から外を眺めてみるとこれまた神秘的!こればっかりは体験したひとにしかわからない世界かも。本当に美しい。
さらに洞窟を進む(足元がかなり暗いので懐中電灯があるとベスト)と、ちょうど穴のあいた部分から光が差し込んでこれまた素敵。
ここの下の部分にある石は雫が硬い石にぶつかり、長い時間かけてこんな風な層の形を形成していたという代物。こんなことってあるんだ!とこんなところでも感激したのでした。というわけで、秘境&絶景マニアならヨダレもののアクティビティでした。
JOMBLANG CAVE
ジョンブラン洞窟
Semanu, Yogyakarta, Indonesia
10:00~14:00
Rp: 450,000
※要予約
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