{ OUT } One dish, One wine, One artist がコンセプトの究極のトリュフパスタが味わえるレストラン&バー!

7月1日、渋谷と表参道のちょうど間にオープンするコンセプチュアルレストラン

OUT(アウト)がとにかく面白い!

ひと足お先にそのユニークかつ洗練されたレストランにお邪魔してみると・・・・

まず出迎えてくれたのが、このおしゃれな自販機。

レストラン&バーなのに自販機?と話を聞いてみると・・・TOKYO STYLE の象徴的なものだから特別にオーダーして作ってもらったんですよ、とのこと。

実はこの店”普通の店”ではないのです!その徹底したコダワリと特化っぷりが半端ない!というのも、店のコンセプトは・・・

One dish. One wine. One artist. (ひとつの料理、ひとつのワイン、ひとつの音楽)

という究極の専門店スタイルをとっているから。

ここで出されるものはすべて洗練されていて間違いがない。

食事をするかしないか、シャンパーニュか赤ワインか、グラスかボトルか。

わたしたちはただその日の気分にあわせてそれを選べばいい。もちろんワインだけを楽しむのも、パスタだけを楽しむこともできる。自販機でチケットを買うという体験もとてもユニークで楽しい。クレジットカードで支払いたいひとは、クレジットカード払いのチケットを選ぶこともできる。

ひとつの料理とはトリュフパスタのこと。この店はトリュフを味わうのに最適の店!シンプルbut厳選された素材をつかったパスタは気持ちがいいくらいに私たちを幸せにしてくれる。これ以外の料理は一切なし、という潔さはむしろとても清々しい。

トリュフはシーズンにあわせて変わり、それにあわせて1種類だけの赤ワインも変わる。

この赤ワインもまた素晴らしい。センスのよさを感じずにはいられない。とびきりおいしい、まだ知られていないワインを世界中から取り寄せる予定とのこと。この日のワインはオーストラリア産のもので、ひとくち口に含むだけで繊細な香りが広がる。トリュフパスタとの相性も最高。ワインが濃厚なパスタとトリュフをすっきりリセットしてくれるので、もうひとくち、もうひとくち・・・と気がついたらパスタのお皿は空になっていた。

しかもパスタポーションは150gとたっぷり。

その上に季節のトリュフを5G削って食べるのだけれど、これがまたびっくりするほどの量になる。まずはその圧倒的なトリュフの香りを味わう。ゆでたてのパスタの温かさがトリュフの香りを一層増幅してくれて、もうただ目の前にあるだけでとても幸せな気分になる。

トリュフのパスタとグラスの赤ワイン1杯で4000円のセットは、実際に体験してみると、とてもお得だと感じる。

ここは究極の1皿を、1杯を、そして音楽を楽しむ「体験」を売るレストランでもある。

全部で13席、店内には電話もない。よって、ふらりと訪れて席が空いていればこの究極の体験が楽しめる。

ちなみに1アーティストとはレコードでかけるレッド・ツェッペリン。

このストイックさはなんだろう?只者ではないな・・・と思ったら、この店のオーナーはメルボルンで多くのレストランを経営するデビッド・マッキントッシュと「ゼルダの伝説」などをヒットさせた世界的ゲーム開発会社タンタラスのCEOで作家でもあるトム・クレイゴそして実際に店舗を運営するフードコンサルタントのセーラ・クレイゴ(イタリアのUniversity of Gastronomic Sciencesを卒業し、ロンドンでミシュラン星付きシェフと共にレストランをオープンした経験を持つ)というの3人のオーストラリア人。

こうして、おとなのためのレストラン&バー「OUT」はできたのだという。

どんなシチュエーションでも使えるちいさな、究極のレストランでちょっとした口福な夜を過ごしていると、おとなになってよかったなぁと思わずにはいられない。7月1日からひっそりと通うのをとても楽しみにしている今お気に入りの1店。

OUT
東京都渋谷区渋谷 2−7−14 Vort 青山103
18:00〜深夜 2:00
月曜定休
※2017年7月1日オープン
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