先日おじゃましてきたのは、あの伝説的ロングセラーのサインペンのイベント。実はこの日1日限定で銀座にある伊東屋さんでスペシャルなイベントが開催されていたのです。それがこのPentel Signpen 55th Anniversary。
会場では55周年を記念したサインペンの歴史パネルや貴重な資料の展示コーナーのほか、55周年記念特別サイトでご紹介した各界で活躍するぺんてるサインペン愛用者55名のインタビュー、阿久悠さんをはじめとする愛用者ゆかりの品々なども。
阿久悠さんは歌詞を作詞する際にサインペンを愛用していらして、亡くなった際に自宅からは大量のサインペンが出てきたのだとか。
わたしも小学生のころからいつもペンたてに黒と赤のサインペンが刺さっていて、それが当たり前だったので、今回のイベントはかなり楽しめました。
実は夜に行われたトークショーにもお邪魔することができました。55周年を記念してサインペンの愛用者に社員自らがインタビューしに行くというコンセプトのサイトまであって、今回はその中から3名の方を呼んでトークショーが開かれたのでした。
株式会社阿久悠代表 深田太郎さん(阿久悠さんの長男)
文具ソムリエール 菅未里さん
モデレーターとしてブロガーのいしたにまさきさんも。
サインペンというシンプルかつベーシックな商品だからこそ、ひとによってさまざまな使い方があるんですね。わたしは今まで身近すぎて他の人がどんな風に使っているか考えたこともなかったのでとても新鮮でした。
この日は筆タッチサインペンを使ったカリグラフィーの体験や、55周年を記念して作られた季語にちなんだ55色の限定色サインペンや、オリジナルのサインペン制作風景などもチェックできちゃうという「サインペン」ラバーにはたまらない内容に。
わたしは秋のカラーの中からいちじくとくりをチョイス。実際にサインペンにしていただきました。
実際にサインペンにインクを注入していく作業まで拝見できて楽しい!
サインペンも万年筆と同じでインクを注入していくんですね。ということは将来的には自分だけのカラーを作ることができる・・・のかも?と妄想してわくわくしてしまいました。そんなことがいつか実現したらいいなぁ。
1日だけの開催だなんて本当にもったいない、素敵なイベントでした。
個人的にはずーっと興味のあったカリグラフィーに今までその存在を知らなかった筆touchサインペンが最適だと知ることができたので、早速はじめてみようかな、と思っているところ。
Pe
http://signpen55th.jp/