続・インダルジ

正直に告白します!

わたしにはまだこの店がはたしてすごい店なのかそうではないのかがよくわかりません。

もう少し、もう少しだけ通って自分の中に答えを見つけたい・・・そういうレストラン。
ユニークで面白い店。うん。だからこそきちんと感じて判断しなければ・・・となぜか警戒モード。(-_-:)
すいません、可愛くない性格で。

いつもはこんな風にひとつひとつ紹介したりしないんだけど、みんな知りたいでしょ?(ちなみにこれは7000円のコースです、もうひとつ5000円のもあります)
なので今回は特別だよーー。(といいつつ記録としてとっておきたい気分なだけ、ウヒヒ)

インダルジ

梨とクローブのスープ、ゴルゴンゾーラをホイップしたものとたまねぎのペーストを最中で。
「和梨とクローヴのジュ」「ゴルゴンゾーラ・エスプーマの最中タルトレット」

不思議。

インダルジまいたけとパルマの生ハム。シェリーヴィネガーのソースで。
「舞茸とパルマ産生ハム、温かいシェリー・ヴィネグレット」

好き。

インダルジ「帆立貝のポワレ、百合根のリゾット」
ソースも百合根。リゾットも百合根。でも実はホタテの上にちょこん、と鎮座する「塩」がスペシャル!

塩ですかァぁぁ。

インダルジ

牛の低温グリルと長いもの焼いたもの、わさびのソース
「国産牛の低温調理、長芋のソテー、山葵のソース」

いろんな風味が楽しめる調理法、でも個人的には平凡。

インダルジ

〆のパスタは秋刀魚とエリンギとピンクペッパーにたっぷりのすだちソースで
「秋刀魚とエリンギ茸のパウェッティーニ」

絶妙のバランス。
すだちがオイリーな秋刀魚を緩和。ピンクペッパーがまたいい!ルックスも好き。

インダルジ

インダルジでも何よりもこの36歳のシェフがとても個性的。
自分の世界を丁寧に丁寧に創り上げていて、これからどんな風に変化していくのかが気になる。

何よりも抜群のセンス。
カトラリーもお皿も調理器具もすべて彼の美意識によって厳選されたものであることが伝わってくる。
使いやすく、美しい。そして実にていねいに素材を扱う。

インダルジ

ただ個人的に思うのは、あのグラスは飲みにくい。
そしてワインのセレクトはいまいち。

わたしは、おいしいものにはそれにふさわしいワインを選ぶべきだと思う。
日本産のワインにこだわることは逆に世界を狭めるのではないか、という気がする。

あとね、何かひとつだけすんごいインパクトがあるお皿を入れたほうが強弱がついていいような気がしたなぁ。
とはいっても抜群にコストパフォーマンスがいいと思う。わたしでも通えそうなところが嬉しい。ふふふ。

とにかくまだよくわからない。
だからまた「インダルジ」行きますからねーー。ウヒヒ。
 

INDULGE (インダルジ) (フレンチ / 蔵前、田原町)
★★★★ 4.0

Comments

  1. 我が家の近所までいらしていたんですね。この店は、私は結構気に入っています。インダルジの料理を食べると、アメリカで食べた失敗料理の数々の思い出が蘇ってきます。

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  2. TOMITさん、ご無沙汰してます。
    そうですか、このお店ご近所さんだったんですね。
    アメリカで食べた失敗料理の数々の思い出・・・ってTOMITさんでも失敗があるとは、元気が出ますね。(‘-‘*)
    わたしも好きです。でもおおっぴらに好きっていうと予約が取れなくなりますから・・・。
    実は腹黒いほんまなのでした。うへへ。
    そういえば、この日インダルジでTOMITさんの話が出たんですよ。たまたま一緒にいった友人のひとりがTOMITさんのブログをチェックしてらして、わたしも毎日みているもので妙に盛り上がりました。
    わたしたちふたりのバイブルであることがわかった夜でもありました。

    Reply
  3. ほんまちゃん、楽しい夜だったね!
    食べに行くというか遊びに行く感覚。
    そして大変失礼ではあるんだけど「私も応用してみよう」と創作意欲をかきたてられる料理がたくさんありました。
    スパイスの使い方とかね。
    ワインは・・・何度か通って常連になった後、お気に入りを持ち込みできないかな?
    来月も行きたいね!

    Reply

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