歴女なみなさんも、そうでないかたも、鹿児島に来たらマストな場所・・・
それが50,000平方メートルの敷地面積をほこる仙巌園。
50,000平方メートルって凄すぎて想像すらできない小市民ほんまです。
こちらの仙巌園は、万治元(1658)年に島津家19代島津光久が
築いたものだそうです。
そもそもは仮屋敷(別荘)として使用していたらしいのですが、
お城を失ってからは、本宅として利用されたとのこと。
錦江湾や桜島を庭園の景観にとりいれた、雄大な景色が仙巌園の最大の魅力で
現在も当時の面影を残しつつ、美しい景観が保たれています。
ちなみに入場料はおとな1000円。
御殿ガイドツアーつきだと1600円。
ちなみに年間パスポートは1800円!なので、近所に住んでいたら
毎日散歩したり、自分の家の庭感覚で贅沢な気分に浸れそうです。
こちらはレプリカだそうですが、鎧です。
なんだか格好いい!
本当に施設は広くて、すべてが美しく、レストランやお土産やさんも
たっぷりとあるので、時間に余裕があるとなお楽しめると思いますよー。
薩摩が有力な藩のひとつであったのには、
中国や沖縄との交流もあったこと、海外諸国の情報を入手しやすく
最新の武器や文化と芸術、また人材育成に長けた戦略があったから
といわれています。
そんなことを肌で感じることができる観光施設でした。
それにしても、すべてが荘厳で美しいのです。
鹿児島の歴史を感じながら、桜島や海自体が自然の芸術であったことを
感じられずに入られません。
当時のひとたちは、いったいどんな気持ちでここからの眺めを
楽しんでいたのか、妄想してみるのもいいかもしれません。
仙巌園
鹿児島市吉野町9700-1
099-247-1551
営業時間 / 9:00~17:30
入場料:¥1,000(大人)