今、若手映画監督で一番の注目株、グザヴィエドラン。
カンヌ国際映画祭2014 審査員特別賞を受賞したグザヴィエ・ドラン監督は
世界的に注目されていてまさに今が旬の注目のクリエーター。
実は今回はじめて、彼の存在を知ったのだけれど・・・
正直ぶっ飛びました。
絶賛されているだけのことはある。
今月25日から公開の「Mommy」母と息子との愛を描いた作品。
そしてとてもとても説明するのが難しい。
自分自身の奥、底にある感情にダイレクトに響いてくる。
しっかりとしたコンセプトに、新しい表現方法、そして繊細な人間描写。
ただの流行ではない哲学に似たものを感じられました。
みずみずしい、作品。
ひとは極限に追い詰められたときにどうなるのだろう?
そしてわたしは・・・、わたしだったらどうするんだろう・・・?
ある意味普通ではない登場人物に知らず知らずのうちに感情移入してしまう。
自分でも自分を持て余してしまうような、そんな絶望の中の希望とは。
ぜひ劇場で体験してみてください。
ちなみに会場はリニューアルされたばかりの恵比寿ガーデンプレイスの
エビスガーデンシネマ。
ものすごくおしゃれで、作品のセレクトが独特で、映画好きカップルも
そうでない人にもおすすめです。
ちなみに映画館で食べられるフードもロブションのものだったり。
それなりのお値段ではありますが、他では得られない経験ができるはず。
この日はYEBISUビール片手に。
やっぱり、映画っていいなぁ・・・。
4月25日公開
Mommy