ものすごく久しぶりに機内で映画を。
公開前から観たいと思っていた「博士と彼女のセオリー」
アカデミー賞でエディ・レッドメインが主演男優賞を受賞した作品。
天才物理学者、スティーヴン・ホーキング博士を見事に演じた
エディ・レッドメインが悶絶級にすばらしく、
また妻役のフェリシティ・ジョーンズも、ものすごくいい。
ALSというテーマを描くとき、そこには絶対的な力のある
演技が必要で、それなくしては成立しない、リアリティが求められる。
本当に俳優という職業を尊敬してしまう。
どうやって体験したことのない演技を表現するというのかしら。
最初から最後まで本当にあっという間で、とてもいい作品だと思う。
天才的な頭脳を持ちながらも、難病を患い、それでもあきらめない強さ。
いくつもの困難や、それぞれが追い詰められ、苦悩し、
そしてほかのものに心惹かれる気持ち。相手の幸せを願う気持ち。
そんなどうしようもない、人間らしさもまたあらゆるひとに
感動を与えてくれる映画だと思う。
かなり好きな作品でした。
博士と彼女のセオリー