{ 5月にしたいこと } MOTIF, 最高級ホテルダイニングで味わう北海道フレンチ、ある意味ホテルらしからぬ最新かつ最旬のレストランでディナー!

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突然ですが、素材のよさを生かした料理が好きです。

パッと見たときには素朴でそんなに手間がかかっていないのに、
食べてみると隅々にまで気が配られているような。

そんなシェフのやさしさや気配りが感じられる
小さなとびきりおいしいレストラン。

私が心から食べたいと思うのは、そんなお料理たちなのです。

しいていえば、スモール・ラグジュアリー・レストラン。
SLR。そんな言葉があるかどうかはわかりませんが。

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実は先日、久しぶりに「おおおおーー!」と思うレストランにお邪魔
してきました。フォーシーズンズ丸の内に4月16日にオープンした
MOTIF(モティーフ)です。

実はこちら、フォーシーズンズホテル丸の内 東京の唯一のダイニング。
今まではEKKI Bar&Grill として運営されていたのですが・・・
今回は3ヶ月ほどかけて、新しいダイニングへと生まれ変わりました。

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アドバイザーに北海道でミシュラン3つ星を獲得した中道シェフを
迎えて、その世界観を見事に表現するのは、浅野シェフ。

この日はオープンしたばかりということもあってか、幸運にも
おふたりにお目にかかることができました。

パワフルな中道シェフの世界観と、
技術がしっかりとしていてこだわりのある浅野シェフの
組み合わせはかなりいいと思う。

唯一無二のレストランが、まさかのホテルダイニングに?
と大きな衝撃を受けたことも隠さずにお伝えしちゃいましょう。

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というのも、実はこちらのフォーシーズンズホテル丸の内 東京は
フォーシーズンズの中で57部屋と、世界一アットホームな
サービスを提供するホテルなのです。

以前から東京在住や世界から東京を訪れる外国人セレブに愛されている
ホテルのひとつです。
私も時々Barにお邪魔させていただいていたのですが、まるで東京にいる
とは思えない、ゆったりとした空間がとても好きでした。

実は今回のリニューアルで、さらにリラックスできる大人な空間、
リラックスラグジュアリー のイメージが強くなりました。
ただ華美なだけでなく、居心地がいい空間を楽しめるというのもまた
フォーシーズンズホテル丸の内 東京にぴったりかと。

レストランだけでなく、その前後もバーやラウンジエリアでのんびり
できる時間を過ごせるというのもこちらのレストランの醍醐味のひとつ。

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というわけで、さっそくディナーを楽しんでいきましょう!

いきなりで恐縮ですが・・・登場した前菜”たまねぎのタルト”は、
自分の手でつまんでお皿に広げられたナプキンの上に置く、というスタイル。

これってどこかで・・・と思ったらイチゴ狩りスタイルではないですか!
そう、畑で野菜を収穫する作業に似ています。
そしてそのまま口に運んでパクリ。

手でつまんだときのあつあつ感。
口に入れたときのはふはふ感。

こんなにも五感を刺激させられるフレンチ、初めてです。

もう最初からメロメロにされてしまいました・・・。
想像を超えるフレンチ・・・ホテルダイニングです。

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続いてはフキノトウとホタテのフライ。
口の中に気持ちのいいフキノトウの苦味とホタテの甘さが広がります。

こんなプレゼンテーションにもうっとり。
またまた手で狩ってお口へと運びます。

信じられないくらいの熱さでやってくるんですよ!
そして、はふはふ再び。

これがもう、おいしい!最高の贅沢!

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MOTIFのお料理は、フレンチといいながらもどこか和を感じさせる
お皿でして、年配の方のディナーにもおすすめです。

純粋な素材のおいしさ、確かさがあって、シンプルでありながらも
唸ってしまうようなひとひねりが利いています。

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というわけで、メインのお肉までは泡や白にあわせるのが
おすすめ。ワインのセレクトもGOODです。

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オマール海老のビスク(クリーミーなスープ)にもひと工夫。
ふんわりとカレーの香りが!

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これまたアスパラのおいしさが際立つサラダ。
とにかくアスパラがうんまい!
流れとして完璧です。口がさっぱりとします。

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からの、ホッキ貝。
ソテーしたホッキ貝の甘さが口いっぱいに広がって
貝好きにはたまりません。

あー、おいしい。もうおいしいしか言えない・・・。

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メインの前のグラニテ。
お酒をひとたらし。口に運ぶとより芳醇な香りとくちどけに。

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そしてメインの仔羊。

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皮のパリパリ具合と中のジューシーさ。
なんとも官能的な火入れです。うー、おいしい、おいしすぎます!

ペロリと食べられちゃう、臭みゼロの仔ひつじ!

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そしてイチゴのソルベ。
目の前で作ってくれるイチゴのソースをかけると
この濃厚なソルベがさらに華やかな香りに!

さらに冷たいソルベと温かいソースが口の中でとろり。

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日本酒のババで仕上げ、とは・・・。
これってやっぱり究極の日本フレンチスタイルではないですか!

トコロドコロに日本の和を感じながらも、美しくておいしいフレンチが
ホテルダイニングだなんて。

SLRの五感を刺激しつつ、最新かつ最旬のフレンチがいただけて
ゴージャスな施設とぶれないサービスのホテルクオリティをプラスした
唯一無二のダイニング。

おそらく予算はひとり2万円~かしら。

今月は遠出ではなく、こんな東京どまんなかの素敵なレストランで
大人にラグジュアリータイムを過ごすというのは、いかがでしょうか?

わたしもまた近いうちにお邪魔してきます!

MOTIF (モティーフ)
RESTAURANT & BAR

東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス
フォーシーズンズホテル丸の内 東京 7F
TEL. 03-5222-5810 (レストラン直通)

MOTIFフレンチ / 京橋駅東京駅銀座一丁目駅

夜総合点★★★★ 4.5

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