先日の夜、久しぶりに食事をしようと友人と3人で向かったのは銀座の日産ショールームのあった銀座三越の目の前に新しくできた商業ビル、Ginza Place。東京メトロ銀座駅直結というとっても便利な一等地に入ったのが
フランス、パリの2つ星フレンチレストランの総料理長ティエリー・マルクス氏の監修
による「料理とパンの融合」を提案するBISTRO MARX (ビストロ マルクス)。うわさには聞いていたこちらのお店は、ビストロというカジュアルさと2つ星の本格フレンチシェフ監修によるおいしいとこ取りの結果、
グランビストロ
というスタイルで展開とのこと。ちょっと贅沢したい日常使いにぴったりかも、ということで9月24日にオープンしたばかりの今旬の店にお邪魔してきました。
まずはシャンパーニュで乾杯。
店内はビストロということで席間はぎゅーと詰まっていて、カジュアルな雰囲気。ビストロ好きにはたまりません。この日のメニューは
シグネチャーのお皿も選べるという6800円のプリフィックスのコース。
前菜とメイン、デザートを選びます。ちなみにお魚はスズキのポワレと決まっていました。
まずはシャンパーニュを飲みながら、アミューズを。こちらのアミューズも手抜きはなく、これからの食事に期待が高まります。
店内はオープンキッチンなので、料理が出てくるまでキッチンの様子を眺めることができます。最近はオープンキッチンのレストラン増えましたよね。わたしは結構好き。
前菜は、ホタテのマリネを。
日本の食材を豊富に使っているということでちょっぴり和のイメージのお皿。柑橘の香りがふわっとして美味。手を加えすぎていない絶妙な一品。
そして、BISTRO MARX (ビストロ マルクス)で
もっとも有名なのがこちらのブリオッシュ。
ここに来てこれを食べないだなんてありえません。細やかな層になったブリオッシュが綺麗でしかも口どけがよく、いくらでも食べられそうです。お皿の下にパンを敷き、その上に料理を盛り付け一緒に楽しむというスタイルを提案しているBISTRO MARX (ビストロ マルクス)。なかなか合理的でたのしいですよね。ちなみにマルクスシェフのお店はマンダリンオリエンタル パリにあります。いつか行ってみたいなぁ・・・。
スズキのポワレはまさに完成されたおいしさ。
基本的に王道のフレンチスタイルにジャパニーズをMIXしたお皿が味わえるこちらのビストロでは、なんとなくフレンチビストロな気分、というときに訪れるといいと思います。ランチは3800円からカジュアルなコースがあるのでまずはこちらから、というのもアリかと。
メインは30日熟成のブラックアンガス
(+1500)を。赤身の肉のムチムチとした食感が、味わいがたまりません。たまねぎをゴロッとそのまま焼いたシンプルなつけあわせもツボ。
そしてデザートに選んだのはもちろん、
あのブリオッシュを贅沢にフレンチトーストにした
こちら。もう悶絶級のおいしさです。上にかけられた2種のソースのうち、キャラメルのソースが香ばしい苦味で大人の味。ぺろりと食べられちゃうおいしさ。
実は今回感動したのは、おいしいお料理だけではなくその
的確なワインのセレクトやBarのドリンク
もでした。とにかくお酒がおいしい。これはとっても嬉しい。日祝はお休みですが、銀座の一等地のテラス席で楽しむひとときはまさにプライスレス。こんな使い方ができるビストロなんて今までなかった!ですよね。というわけで、おいしいグラスワインに前菜をちょこっとつまんで・・・みたいな使い方もこちらのBarではできるわけです。そしてそのすべてがおいしい。
プレミアムテラスバーでは銀座の外の空気を吸いながらクールダウンでき、
さまざまな使い方ができそうな BISTRO MARX (ビストロ マルクス)
は、知っていて損はない銀座の良質なビストロかと。こちらのシャインマスカットのカクテルも絶品でした。
テラスから見えるこちらの銀座の風景はまさにここでしか味わえない絶景。
ゆっくりとおしゃべりしながら過ごす時間は本当に贅沢。
これからちょくちょくと訪れてしまいそうです。
BISTRO MARX (ビストロ マルクス)
7F GINZA PLACE 5-8-1
[BISTRO] 11:00–23:00
[BAR] 23:00–26:00 ※日祝休み
03-6280-6234
BISTRO MARX (ビストロ / 銀座駅、東銀座駅、銀座一丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9