島根赤瓦を巡る旅:DAY 1

気がついたらもう月末はGWなんですね。少しずつ暖かくなってきて春めいてきた今日この頃、春が来たから旅に出よう!思わずそんな気分になっているほんまが島根に行くならこれを見るべし、楽しむべし!なスポットを紹介いたします。

今回の旅も前回のグラントワな島根旅と同様に、島根県の南側「萩石見空港」がある益田からスタートです。今回も島根県芸術文化センター「グラントワ」から取材の依頼を受けてお邪魔してきました。今回のテーマはズバリ、島根赤瓦を巡る旅。島根には真っ赤な屋根の家が点在していて、それがそれはもう艶めかしくて素敵なのです。この赤瓦の町並みを巡りながら、島根のおいしいところをたくさんご紹介いただいたのでみなさまにもぜひたっぷりと楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

私が旅した島根赤瓦を巡る旅、Google MAP版

島根を旅するんだけど、どこがいいかな?と聞かれたとき用にgoogle mapのマーキングもしておきました。訪れた場所に簡単にアクセスできるように。記事アップの度に追加されていくのでこちらもお楽しみに。

 

また車だけでなく、電車の路線図も。島根は電車の旅もとても楽しい。わたしも振り返るつもりで路線図を眺めています。ここは島根のどのあたりなんだろう、と確認するのにも便利です。

 

空港からもすぐ!益田の海岸沿いを眺めながら食事ができる柿の木

車を停めたとたんに広がるブルーの海。なんだこの開放感はーーー!と叫びだしたくなるのが萩石見空港からすぐの場所にあるレストラン、柿の木。この日は風が強かったのでテラス席に座っている人はいなかったけれど、ここは夏になったら最高のシートになりそう。

 

伺ったのは週末のランチタイム。昔ながらの定番な洋食を中心としたメニューは味はもちろん、見た目もいい感じ。地元のひとが次から次へとやってくる繁盛店なのも納得。駐車場も広くて停めやすいので空港→ランチにぴったりのお店。ちなみにわたしはハラミランチ。何を食べても美味しいのでおすすめです。週末なら予約しておくのがベスト。

カフェダイニング柿の木
島根県益田市高津町イ-2582-10
0856-23-7417
11:00~21:00
水曜定休

 

美しすぎる眺め、赤瓦と海と線路(電車)を一緒に撮影できる波子駅の古城山展望台!

地元の有志が集まって作られたという古城山展望台は赤瓦の家が立ち並ぶ絶景を眺めることができる最高の場所。一切宣伝はしていないというのに、ぽつりぽつりと人がやってくる絶景スポットは波子の駅から歩いてすぐ。

 

赤瓦の階段を昇っていくのもまた楽しい。何よりも瓦の美しさを感じられるのが素敵。赤瓦と海と電車の写真を四季の度に撮影したいと思わせる、知る人ぞ知る絶景スポットです。

古城山展望台
島根県江津市波子町
※波子駅すぐ

 

The 島根の風景に癒される時の流れを感じさせる波子でぜひ1泊を。

浜田と江津の間に位置する波子には有名なシロイルカの水族館も。車はもちろん、電車でのアクセスも良好な海と赤瓦の町は都会からのエスケープにちょうどいい!というわけで次回は夏の波子で目の前は海!なお宿にステイしてのんびり時間を過ごしたい。

1時間に数本しかない電車もかなり至近距離で撮影できるので、鉄分高めのひとにも嬉しい。

波子駅
島根県江津市波子町
JR 山陰線
facebook (波子町こんなとこ情報)

 

波子町歩き

ちなみに古い町並みがそのまままるっと残っていて、波子駅付近を探索するのも楽しい。同じ苗字が多いそうで、それぞれのおうちには屋号がついているというのも面白い。のどかで時計がいらない、時間を気にしない休日にぴったり。

  

赤いレンガでつくられた煙突やひみつのトンネルを歩きながら撮影したい。

 

古民家を改装してできたゲストハウス「波の音」はおばあちゃんのお家みたい

 

夏休みに田舎に住む祖父母のお家に来た!そんな気分が味わえるゲストハウス「波の音」はなんだかほっこりできる宿。波子に泊まるならここがおすすめ。ゲストハウスといっても2段ベッドではなく、広い部屋がいくつかあり、布団を敷いて寝るタイプ。

昔ながらの丁寧な仕事が生きている美しい戸や建具は見ているだけでも楽しい。

  

キッチンも使えるし、もちろんお風呂もピカピカ。滞在時に洗濯したいなんてときにもGOOD。共有スペースのコタツに入ってまったりしたい。

ゲストハウス波の音
島根県江津市 波子町イ1255−120
0855-52-7208
要予約

 

地域住民からも愛されるフリースペースの虎の穴

ゲストハウスのカフェスペースとして、地元のちょっとした集まりや会議に、そして旅人のひと息スポットとしても使えるのがC-spaceの虎の穴。ゲストハウス波の音のすぐお隣の建物。ここには地元の風景を描いた絵や神楽で使うお面、そしてコーヒーやお酒なんかも揃っています。

というわけで無人BOXの中にお金を入れて、セルフスタイルで時にカフェになったり、バーになったり。もちろん食べるものの持込までFREEという素敵な場所。旅人と地元の人をつなぐ場にもなっているのだとか。まさに理想的な地方のコミュニティスペースです。

波子の交流スペース
虎の穴
ゲストハウス波の音隣(ラウンジ)
0855-52-7208(ゲストハウス波の音)
0855-53-1902(波子地域コミュニティ交流センター)

 

ソーラーパネルと赤瓦の競演!

もうひとつ、赤瓦の美しい写真が撮れるのがポリテクカレッジ島根前。ここからはソーラーパネルと赤瓦の風景が広がるモダンbutオーセンティックな風景が楽しめます。

木村窯業所(青山工場)の塀は古い赤レンガを積み重ねてできていて、ここもまた瓦の町の歴史を感じさせてくれる場所のひとつ。

 

まるで水墨画の世界!サンセットは金の道、ゴールドロードを想像しながら眺めよう

まだ鉄道がなかった時代、石見銀山へとモノを運ぶには水路が使われていました。そんな時代に重要な港のひとつだった沖泊(おきどまり)は今は秘密の隠れ家のような港に。

ふたつの山のちょうど真ん中に沈んでいく太陽を眺めながら、水墨画のような美しい景色を眺めているとまるでそんな時代にタイムトリップした気分なるから不思議。私のお気に入りの風景です。

沖泊
おきどまり
島根県大田市温泉津町温泉津ロ215

 

世界遺産になった唯一の温泉街、温泉津(ゆのつ)温泉

今回ステイさせていただいたのは、温泉津温泉にある名旅館、輝雲荘。女湯と男湯が毎日入れ替わり、露天風呂からは温泉津温泉の家々の赤瓦を眺めることができます。それがまたとても美しくて、最高のひととき。

地元のお酒とおいしいお料理を食べる幸せ。温泉津温泉、すっかり大好きな温泉街になってしまいました。

輝雲荘
島根県大田市温泉津町温泉津 ロ202-1
0855-65-2008

 

迫力満点の夜、石見神楽デビューをしよう!

「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として世界遺産に登録されている温泉津温泉は、当時の景観を感じさせてくれる渋い温泉街。

実は温泉津温泉に泊まるメリットも。それが毎週土曜日に開催される夜神楽。本物の神社で拝観できるのはここだけ。そうです、温泉津に泊まるなら絶対土曜日!ひとり1000円で迫力満点の神楽デビューができちゃいます。

 

もちろん写真撮影もできて、すばらしい旅の思い出になること間違いなし!

龍御前神社
たつのごぜんじんじゃ
島根県大田市温泉津町温泉津イ736
ゆのつ温泉 夜神楽

 

というわけで盛りだくさんな1日目が終了。そろそろ明日に備えて寝ることにしましょう。それでは2日目もお楽しみに。

インスタの「#hommaniameets島根1803」もあわせてチェックしてねー!

島根県芸術文化センター
グラントワ
島根県益田市有明町5番15号
0856-31-1860
8:45~22:00
毎月第2火曜日および第4火曜日、年末年始は休館

{ Special Thanks, 島根県芸術文化センター「グラントワ」 }

※島根県芸術文化センター「グラントワ」から取材の依頼を受けて執筆した島根県のPR記事です。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA