{ 2度目の #ボヘミアンなチェコ旅 } フラデツクラーロヴェー (HradecKralove)

美しい街に癒されるフラデツ・クラーロヴェーではのんびり街歩きを!

とにかく街並みが美しい、というのがフラデツ・クラーロヴェーの印象。フルディム同様、プラハからもブルノからもオストラヴァからもそんなに遠くない位置にあり、かつては王妃様の城下町であっというのも納得。ちなみにwikiによると・・・

フラデツ・クラーロヴェー(チェコ語:Hradec Králové)は、チェコ、フラデツ・クラーロヴェー州の都市。ドイツ語名ケーニヒグレーツ(ドイツ語:Königgrätz)は『王の城』を意味する。市の経済は、食品加工学、光化学、電機製造業などを基盤とする。伝統産業には楽器製造業も含まれる。PETROF製造のピアノは有名である。フラデツ・クラーロヴェーはフス戦争の最中に国側についた最初の町であった。1620年の白山の戦いの後、プロテスタント住民の大部分がこの地を追われた。1639年、町はスウェーデン軍に8ヶ月間占領された。数カ所の教会と修道院が、神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世の治下で、要塞化するために取り壊された。要塞は結局1884年に撤去された。普墺戦争のケーニヒグレーツの戦いは、1866年7月3日、フラデツ・クラーロヴェー近郊で起きた。1930年頃より、町は共和国のサロンとして知られるようになった。(wiki)

寒いけれど、とても天気のよい日で久しぶりに青空を見たような気がする。この旅では小雨や曇り空の日が多かったので一段と美しく感じます。

チェコが面白いのは、そんなに広くない土地(北海道と同じ広さ)なのにそれぞれの街の印象が結構違うこと。周辺国からの影響もかなり大きいのだろうなぁ・・・。

 

チェコで一番美しい建物に選ばれた美術館、Gallery of Modern Artへ

今回訪れた美術館のなかでもっとも好きだったのがこちらのGallery of Modern Art。フラデツ・クラーロヴェーの現代美術館は1912年に建てられた銀行の建物を改築して作られたもの。当時の有名建築家の設計を生かし、1912年当時の美しさを取り戻すようにリノベーションされたというのも印象的。

特に入り口の重厚感あふれる回転ドアと美しいロビーがため息もの。

銀行だった場所は1990年にギャラリーになり、2015年から16年に改修され再オープン。すぐにチェコで一番美しい建物に選ばれたのだとか。

モダンアートとはいえどこか歴史を感じさせたり、クスッと笑ってしまう作品もあり。古い建物と現代アートが見事にマッチしているのが楽しい。

ちなみに写真右側の作品はフラデツ・クラーロヴェー生まれの彫刻家、ウラジミール・プレクリク( Vladimír Preclík )の作品で楽しくてどこかユーモラスな作品。

このステンドグラスは当時のものそのまま。とても美しくて立派。

驚いたのが美術館がリニューアルオープンするにあたり、作られたトーテムポールのこの作品にあわせて別のアーティストがコラボするような形で作品を作っていたこと。

チェコの国旗の3色を生かし、ビニール袋を敷き詰めたり天井から降ってくるように吊るすというアートはなかなか現代的で面白い。それにこのトーテムポールのアートがマッチしていて、大人も子供も楽しめるのが魅力的。

こちらにある常設展のアートはすべて美術館が所有する作品で、丁寧に描かれたどこか統一感を感じさせるコレクションが印象的。

すべて「顔」をモチーフにした絵画もこんな風に並べて展示をすることで多様性な表現があることを知ることが出来たり。すべて別の作者なのだけれど違和感がないのは、組み合わせが上手なのか、センスのなせる業か・・・と絵の前で唸ってしまいました。本当に素敵!

現代アートの素敵なところは、自由に想像力を膨らませたり、アートというものがものすごく身近であることを感じられたり。というわけでわたしもアートと一体化した気分を味わいたくて、作品とともにほんまちゃん撮りしてきました。

作品すべてがどこか上品・・・なんですよね。本当にこの美術館大好き!次回は1日中ここで過ごしたい。

わたしがアートやお城好きにチェコをおすすめしたい理由のひとつが、空いていること。日本の美術展だと人が多すぎてゆっくり作品が見られないんですよね。でもチェコなら運がよければアートを独り占めしているかのような気分が味わえて、すばらしい作品も多い。これはかなり魅力的なことだと思うのです。

特にこちらの美術館はわざわざここに来るためだけにフラデツ・クラーロヴェーを訪れてもいい!といえるほどのおすすめです。

Gallery of Modern Art in Hradec Kralove

Velké nám. 139, 500 03 Hradec Králové
+420 495 512 538
10:00-18:00
月曜定休
おとな 60コルナ

 

武器庫を改装してできたホテル、EA Theresian Court Hotelにステイ

今回この街でステイしたのもちょっぴりユニークなホテル。その昔、武器庫だった場所を改装したもの。爆弾などもあったため、誤爆発したときのために窓は前側にしか作られなかったという話にはビックリ!屋根の上にぴょこんと飛び出している窓も可愛い!

よく見るとわかるように、わたしがステイしたのもその屋根の途中にある窓の部屋。カーテンの形がすごく不思議!まさに屋根裏部屋。

歴史的ストーリーのあるホテルもまたチェコを旅する醍醐味のひとつです。

EA Theresian Court Hotel

Jana Koziny 336
500 00 Hradec Králové
+420 271 090 832
insta
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ローカルも大好き!ピルスナーウルケル直営のビアホールでディナー!

この日の夕食はピルスナーウルケルのビアホール、ヤフタで。店内はすでにローカルのお客さんがいっぱい!

フレッシュなピルスナーウルケルはあっさりとしていて癖がなく、食事とも本当によくあいます。

お隣のテーブルでは男子会が開かれていた模様で、俺たちも写真撮ってくれーーーとご機嫌な様子。今日イチの笑顔をありがとうーーー!

伝統的なチェコ料理にお肉どーん、なチェコらしい食事が楽しめます。

ビールにあわせてなのか、ちょっぴり濃い味なのがまた酒飲みにはうれしい。チェコに行くとわたしもビールをがぶがぶ飲むモードに入っちゃうんですよね。これも全部、チェコのせい!(笑)

Restaurace Jachta Hradec Králové

ČSA 300/22
500 02 Hradec Králové
+420 734 230 415
月-木: 8:00 – 23:00
金: 8:00 – 24:00
土: 11:00 – 24:00
日: 11:00 – 22:00
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夜のホワイトタワーに登って、街の夜景を独り占め!

ほろ酔いで向かったのは、街の中心にあるホワイトタワー!特別にナイトツアーを。

街はすっかり暗闇の中に。昼とはまた違った景色で素敵です。ホワイトタワーの名前は塔が作られた当初に用いられた白い石から来ているそうで、チェコで3番目に大きな鐘のある時計台として有名です。

2014-15年にかけて改築され、最新のオーディオビジュアルやクリスタルのオブジェも導入。最新観光スポットになりました。ちなみにこの大きな鐘、年に数回特別なときに鳴らすそうですがあまりの重さに何度も落ちたんだとか。

屋上まで階段で登ると街を見下ろせる展望台へ。

なんとここで貸切で朝食を食べるスペシャルプランもあるそうで、ここの景色を独り占めする贅沢な朝ごはん、ぜひいつか体験してみたい。

Bílá věž

White Tower
Franušova 168/1, 500 03 Hradec Králové
+420 495 511 455
09:00-17:00
おとな 70コルナ

 

チェコ政府観光局
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※この旅はチェコ政府観光局によるブロガートリップです。

{ Special Thanks, チェコ政府観光局 }

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