少しずつ帰り支度をしながら、旅を振り返っている。ここはとても温かくてハッピーで、でも少し疲れる街なのだ。日本にいると満たされすぎていて、ときどき不安になる。だからわたしはときどき旅をして、コリコリになった肩と一緒にコリコリになった頭のストレッチをするようにしている。
けれど同時にいつも「帰る」んだー、と思うのは東京なのだ。東京でストレッチはできないのだけれど、でもやっぱり帰るという言葉にぴったりなのは東京以外ない。
I LOVE TOKYO.
ほっとする。今回も夏とお別れするのは少しチクリとするのだけれど、春の東京に戻るのもまた楽しみで仕方がない。いつもの快適な環境がそこにはあって、なにもかもがぴったりと自分に寄り添っているみたいな感じ。
夏から春に旅をする、というのもまた新鮮で楽しそうだ。
さて、最後の悪あがきでスパ三昧を楽しんできます。ではみなさま、アデュー!