ふらりとサントリー天然水南アルプス白州工場見学と水の山周辺にでかけませんか?
先日、まさに「ふらり」とサントリーさんから誘われて、
天然水南アルプス白州工場見学へお邪魔してきました。
東京からは新宿駅から特急「あずさ」に乗って、約2時間。
ち、近い!そしてパンフレットのくまが可愛い!
小淵沢の駅から2015年12月23日までの土・日・祝であれば、
工場までのシャトルバスもあるのです。
もちろん天然水の工場見学は無料!(要予約)
シャトルバスも無料!
白州にあるサントリーの工場には、ウイスキーの工場と天然水の工場と
施設内にはふたつが共存しています。
そして工場一帯はたくさんの森も。
実はこちらの工場周辺は2014年「ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)」
として認定。
南アルプスの自然や文化が未来の財産であることが認められたそう。
そして今年5月、山梨県北杜市は南アルプスなど恵まれた自然環境
によって育まれた名水を生かしたブランドを推進すべく
「水の山」宣言を行いました。
サントリーをはじめとする地元の企業3社と、
「水の山パートナー協定」を結び、活動を開始しています。
『あああ、おいしい!すでに空気が!』
工場一帯に足を踏み入れた瞬間、まだ水も飲んでいないのですが・・・
おいしいだろうな、ここの水は!と確信しました。
もちろん無駄に深呼吸をしまくったことをここに告白しておきます。
(ついでにマイナスイオンもたっぷり摂取)
随分と貴重な野鳥や植物も敷地内には生息していて、
サントリーはこうして南アルプス一帯の環境を保全する活動も
積極的に行っています。
そしてツアーの集合場所、ウイスキー博物館に到着。
ウイスキーの歴史もまた博物館を巡るだけで堪能できます。
(もちろんツアーもあるヨ)
あの国民的ウイスキードラマに登場したポスターの原案も見られます。
ちょっと早めに着いちゃった!なんて時には
ウイスキー博物館を自由に見学してみるのもおすすめ。
さて、時間になったらツアーをご一緒するみなさんとともに
美人で素敵なガイドさんの案内で天然水の工場まで専用の電気バスで移動です。
私的『おおおー!ポイント』その①
環境に優しい見学ツアー専用電気バス
なんと広~い敷地内を移動するのは見学ツアー専用の電気バスなのです。
しかもこのバスを動かしたり、工場で使用する電気の一部は
こちらの天然水の工場の屋根に設置された太陽光パネルで生み出しているのだとか。
ものすごく細部にまで徹底された自然に優しい工場ですね。
どのようにしてサントリー南アルプスの天然水がさくら育まれるのか?
を施設を巡りつつ、時にはVTRで。
そして時には素敵なガイドさんの説明でお勉強できます。
実はサントリーの天然水は日本全国3箇所の厳選された水のおいしい場所、
南アルプス(山梨)、奥大山(鳥取)、阿蘇(熊本)で作られています。
そしてそれらの地域を中心にで販売されています。
よって、関東圏では南アルプスの天然水ですね。
またサントリーが南アルプスの自然を守るためにしている
取り組みもレクチャーして貰います。
私的『おおおー!ポイント』その②
おいしい水になるまでには20年以上もの歳月が必要
たとえば、各地で行われている「水育(みずいく)」は子供たちに
水や森の大切さを教える活動も。
実はわたしたちの飲んでいるサントリーの天然水は、
雨が降っておいしくなるまでに20年以上もの歳月がかかります。
こうして自然と共存しているサントリーの姿勢を聞いてみると、
日ごろの自分の非エコっぷりを反省し、もう少し地球に優しい
生活をしなければ!と愛のムチでピシっと叩かれた気持ちになります。
(もちろん実際には叩かれませんが・・・)
ツアーの最後にはお待ちかねの試飲タイムも。
お勉強の後には、いつも以上に南アルプスの天然水がおいしく感じられます。
そして、ランチは施設内にあるレストラン『ホワイトテラス』にて。
こちらではもちろん白州のハイボールをはじめ、
地産地消をテーマにおいしい料理が並びます。
電車で来たので、ついついハイボールにも手が伸びます。
(おつまみメニューも絶品)
今のシーズンはとっても気持ちがいいテラス席がおすすめ。
空気も水も、そして白州もいつも以上においしい!!!
あああ、なんかもう、最高ですなぁ。
おいしいランチを堪能して、
ふと時計を見るとまだお昼過ぎ。
私的『おおおー!ポイント』その③
工場見学だけじゃない、水の山をさらに堪能できるスイーツと日本酒!
というわけで、工場見学のあとはふらっと地元で人気のスイーツと
日本酒を堪能しにタクシーで15分ほど。
生信玄餅で有名の「金精軒(きんせいけん)」さんへ。
こちらの和菓子屋さんは地元で大変人気の老舗和菓子屋さん。
実は金精軒(きんせいけん)さんも「水の山パートナー協定」を
結んでいる企業のひとつ。
もともとは甲府にある同名の和菓子屋さんののれん分けとして明治35年に
創業したのが最初だそうですが、その当時から同じようにのれん分けされ
独立した他の店よりも餡の出来が良く、同じあずきや製法でもどうして
白州の店がおいしいのだろう?と噂されていたとか。
そしてその結果、行き着いたのが「水」のおいしさ。
そしてシンプルな材料ひとつひとつを丁寧に見直し、この周辺のおいしい水
を元に栽培されたもち米やきなこを丁寧に磨き上げ、
現在人気の生信玄餅を誕生させたのだとか。
店の軒先で食べることが出来る水菓子も澄んだ透明感の
ある味わいでとても美味。
食べるものに、おいしいものには必ずといっていいほど
「水」が関係しているんだ、と納得できた瞬間でした。
そしてお次は・・・金精軒(きんせいけん)さんの隣にある
日本酒の酒蔵『七賢(しちけん)』さんへ。
300年ほどの歴史がある七賢(山梨銘醸株式会社)は
その昔、明治天皇がこちらに宿泊したこともあるほどの名家。
そもそもは両替商(当時の銀行)をしていたとか。
そんな南アルプスの水を使用し、地元を大切にした酒造りを行っている
七賢さんでは10月下旬から酒造りの見学もできるそう。
というわけで、ちょっぴり早いのですが今年のお酒の仕込みを
開始したばかりの蔵見学にお邪魔してきました。
七賢さんが目指すのは、とにかく南アルプスの水にあうお酒づくり。
また近代化の酒造り、開かれた酒蔵にもチャレンジしています。
自分たちでも米を栽培し、契約農家から酒米を仕入れ、
仕込むことにもチャレンジしているそう。
とにかく蔵に一歩足を踏み入れると、お米の甘い香りが漂って
幸せな気分になります。丁寧に丁寧に酒造りをしている姿勢を
目の当たりにして感動すら覚えるほど。
もちろん、酒蔵内には日本酒Barがあり、七賢のバラエティ
豊かな日本酒を試飲することができます。(有料)
七賢さんのお酒は、フレッシュで味わいのある日本酒で
さまざまなタイプがそろっているので、好みのものを見つけられるはず。
また日本酒だけでなく、日本酒を造るときに生成される『糀糖』の普及にも
力を尽くしていらっしゃるのだとか。
というわけで、わたしも2本購入して帰りの電車に飛び乗りました。
あっという間の1DAYトリップは正直、想像していた以上に楽しかった!
ぜひ今度は泊りがけで友人たちとともに今回のツアーをしたいな、と思ったほど。
(あまりに充実しすぎて伝えきれないAnother Storyはhommaniaにて
順次お届け予定)
今度の週末はぜひ、水の山を堪能する旅に出かけてみてはいかがでしょう?
旅はいつでも新しい何かをきっと与えてくれるはずですよ。
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