普段着のパリ、を味わいたいなら?
地元の人が愛するビストロに行けばいい
と教えてもらい訪れたのが「Au Petit Tonneau(プチ・トノー)」。
パリでも有名なビストロだそうで赤のチェックのテーブルクロスをかけた店内にいるだけでとても気分がアガる。
かの有名な小説家が愛したというビストロ
なのだそうだ。日曜日のランチも午後1時を過ぎるころになると常連さんたちがファミリーでやってきて、ワインを飲みながらおいしい時間を過ごしていたのが印象的だったなぁ。
そんなに広くはないのだけれど、ところどころに感じられる暖かなホスピタリティーがたまらなくツボでして、ここはパリを訪れるたびに通いたくなる雰囲気がある。
昔のパリでは電話とトイレは同じ場所にあった
という歴史を感じられる1枚。黒板に書かれた季節のおすすめからいくつかオーダーして、みんなでシェアさせてもらいました。今回はアスパラがシーズンということもあって、グリーンと白の両方を。
特においしかったのがこのグリーンアスパラ。
トリュフのソースとパルミジャーノのバランスにグリーンアスパラの香り。
そして歯ごたえ。口に入れた瞬間に幸せな気分になる。
こちらは白アスパラ。マルシェや高級スーパーでは山積みされていて、目がハートになってしまった白くて立派な白アスパラ。
そして大好きなきのこのソテー。どうしてだろう、
香りが芳醇でいくらでも食べられてしまう。
パリに来るときのこばかりオーダーしている気がする。日本のものとはまた全然違うのだ。
ラビオリが今流行っているのか、今回は食べる機会が多かった気がする。もちろん大好物で濃厚なスープとともに食べるするりとした食感は癖になっていくつでもたべられる、と思う。
そして、ワイン。セレクトは確かでお皿とともに昼から堪能するワインの幸せ感といったら。
パリの人は本当によく食べる。ビストロと聞いて、正直考えていたよりもポーションは少なめだった気がする(パリの大衆店に来るといつも恐れおののく量で来る)けれど、日本と比べると1.2倍くらい。そしてビストロという名でいいのかしらと思うくらい、繊細で調和されたお皿たちは、
何を食べてもおいしくて、想像以上だった!
予算はひとり5000円~といったところだろうけれど、とにかく満足度が高い。
スイーツのポーションだけは想像したとおりの量だったけれど。フランスの人たちのスイーツ愛は半端ない!(笑)
自分の家の近くにあったなら、こんなに幸せなことはないと思う再訪確実のビストロでした。日曜日もやっているのがうれしい。定休日は月曜なのでお間違いなく。
Au Petit Tonneau
20 rue de Surcouf 75007 PARIS
01 47 05 09 01
定休月曜日
トリップアドバイザー
{ Special Thanks, Paris & パリ観光・会議局 & フランス観光開発機構 }
Pingback: hommania ポータル! » { Paris et moi パリとわたし } パリに行ったら したいこと⑳パリ旅を振り返ろう!