シャネル銀座の4階には知る人ぞ知るギャラリーがある。CHANEL Nexus Hallではさまざまなアートの展覧会やイベントがひっそりと行われていて、わたしのお気に入りのギャラリーのひとつ。
とにかくここは照明が最高で、作品の世界観にぐいぐいと引き込まれてしまう展示が多い。さらには撮影OKという太っ腹さも大好きな理由のひとつ。そんなCHANEL Nexus Hallで11月28日から開催中のジャンポール・グード展のレセプションに幸運にもお邪魔できたので今日はジャンポール・グード展をレポートしましょう。
1940年フランス生まれのジャンポール・グードは、60年代初頭にイラストレーターとしてパリで活動を開始し、70年代にはアメリカで雑誌「Esquire」のアーティスティックディレクターに就任。写真、ダンス、映像、グラフィックデザインに造詣が深く、シャネルとは20年以上にわたり仕事をともにしてきたアーティスト。
90年代初めに男性用フレグランス「エゴイスト」のCMの中で、怒りをあらわにする女たちが窓から不満の叫び声を上げる姿や、女優ヴァネッサ パラディが鳥かごの中でカナリアに扮して小悪魔的な魅力をふりまいたフレグランス「ココ」のキャンペーンイメージもジャンポール・グードの手によるもの。
そうしたシャネルのCMで使用されたアートやジャンポール・グードのアートをたっぷり堪能できる展示会はまさにため息モノ。
ちなみにこれどうなってるの!?と不思議に思うインスタレーションもあり。かなり満足度高い展示になってます。
アート好きならかなりおすすめ。さすがおシャネルさま!
この日は特別にベージュで行われたカクテルPartyも。ベージュ東京がシャネルカラーにジャックされてました。入り口が香水の形なんてずるいーーー!
おいしいシャンパーニュにフィンガーフードでしばしゴージャスな時間を。
というわけで12月25日まで開催中のジャンポールグード展、今年のご褒美を買いにいくついでにぜひ立ち寄ってみて。