ブラッド・ダイヤモンド

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観たいと思っていた、ブラッド・ダイヤモンドを鑑賞!ずーと気になる作品だったのだ。
ジェニファー・コネリーが好き。あの意思のある顔、表情はわたしがもっとも憧れるもの。
歳を取ると、その人の人生が顔に表れると思う。
だから、顔って怖いのよね。うまく歳を重ねることは難しいことだとほんとに思う。
わたしも、知性とまっすぐな意志のある顔になれたらいいな。
女性誌を開けば、美しく輝き、幸せそうな笑顔とともにいくらでも見ることが出来るダイヤモンド。
そのダイヤモンドがどんな風に作られているか。
正直、衝撃的だった。
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観ればすぐに、とてもリアルで、これは作り物なんかじゃない。
そう確信することが出来る。
昔から代理戦争はあって、それによって自分の視界に存在しない人が殺されたり、殺したりする。
なんだかおかしい。ほんとにおかしい!
その事実をまったく知らない・・・知ることはとても怖いことだし、いい面ばかりでもないけど、でも知らなければならないと思う。
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豊かになるってどういうことなんだろう?
本当の幸せってどういうこと?
誰かの不幸の上に自分の幸せがあるとしたら?
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そんなことを考えさせてくれる作品。
そしていろんな視点で見ることが出来る映画。
とても重いけれど、わたしは必要なものであると思う。
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といいながらも、わたしは今の生活を続けることしかできないし、この矛盾と一緒に生きていくしかないのだと思う。だけど自分の能力をフルに使って、沢山のひとを助けられたらいいのに、と願う。
結局は自分が出来ることで社会に貢献していくしかないのだ。
それ以外はない。
わたしも生きていかなければならないし、ムリをしたところでひとりでできることなんて限られているし。
意外かもしれないけど、わたしはいつも自分の無力さを感じている。でもそこからがスタート。
そこから何か出来ることを見出していたい。
そして、いつでも自分の出来る範囲で手を差し出すことを忘れないではいるつもり。
そんなことに気がつかせてくれるだけでも、この映画の意味はあると思う。
自分が生きる意味を探し続けることが生きるってことなのかもね。

Comments

  1. とっっっても衝撃的な映画でした!!!
    こういうが世界が実際にあるんだと
    思うと・・・
    すべてじゃないにしろ
    ダイヤを見る目が変わりました
    この映画のデイカプリオ・・・
    最高でしたね^0^

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  2. Conflict Diamondについては、少なくないダイアモンドを購入した身にとっては、嫌でも目に付くテーマですね。(大手ダイアモンドディーラーの製品案内は必ずと言って良いほど注釈つきで送られてきます。)
    劇中でのVan De Kaapのモデルが云わずと知れた某The Diamond Trading Company Limited (およびThe Central Selling Organization)である事は周知の事実でしょう。(劇中の”給料の3か月分…”というくだりで、あまりにも明確に示されている感はありますが。)
    また、The Kimberley Process Certification Scheme (KPCS)においてもブルーチ後のDiamondは対象外など、トレーサビリティに関する限界もあり、Conflict Diamondが撲滅されることは無いでしょう。
    ただ、Conflict Diamondに関する問題も含め、世界各地で行われている、より凄惨な問題についても、決して一部の悪意を持った人間のみによる行為ではなく、最終消費者を含めた、世界経済システム全体に巣食う問題であると云う認識を、一人でも多くのヒトに持ってもらうことが出来ればこの映画のある側面においての目標は達せられるのではないでしょうか。

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  3. ゆさま、わたくしは幸運にも?ダイヤは買ったことも頂いたこともございません。(笑)
    なので詳しくはよく分からないのですが・・・。
    わたしたちが信じている価値観が誰かから押し付けられたものだったり、間違っていることもあるっていういい例だと思います。
    誰かに強制できることではないけど、そして今すぐ止められることでもないけど、きちんと事実を知っていたいと思いました。うん。

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  4. おひさしぶりですー。
    ブラッド・ダイヤモンド、観たいっ!!
    この映画を観て良い影響を受けたようですね。
    自分も昨日WOWOWで録画した「GOAL!」を観て
    久々に涙を流しましたよ・・・w
    それにしても、主演に、語呂合わせで、
    ブラッド・ピッドを持ってこずにディカプリオを
    持ってくるとは・・・、監督もやるな。

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  5. Goさん、サッカー好きだもんね。
    なける映画は必要ですよね。うん。
    わたしは次はバベルを観にいってきます。
    最近は重い映画が多いです。にんまり。

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