- 2009年1月26日 13:03
- ホンマニア
ゴードン・ラムゼイ(フレンチ/汐留)
オープンしたばかりの頃、ゴードン・ラムゼイのランチにお邪魔したことがあった。
そのときの印象は前評判がよかっただけに(まだコンラッドがオープンしたばかり)、日本人にはちょっと重めで濃厚すぎるソース、もしや、いまいちでは?というイメージだった。けれど、開放的な窓からはビルに囲まれたなんともいえない不思議な絶景で、マンハッタンのレストランのようだ・・・と。
数年ぶりに友人とセレブゥランチしよう、とお出かけ。
今回は残念ながら、ぎりぎりの予約だったため、ゴードンラムゼイの席はすでに満席・・・。
しかたなく、セリーズの席でいただくことにした。
やはり、カジュアルな感じ。使いやすいといえばそうだけれど、ちょっと残念。
日曜日のランチはプリフィクスの形式でサンデーブランチのみ。
- サンデーランチ
- フリーフローシャンパン、ワイン付(二時間): お一人様 ¥9,800(税金・サービス料込み)
- グラスシャンパン、ワインテースティング付: お一人様 ¥8,800(税金・サービス料込み)
- お料理のみ: お一人様 ¥6,800(税金・サービス料込み)
ランチとしてはやはりいいお値段だけれど、ワインもついていることを考えるとそこまで高くないのかな。
あとは、フレンチは結構重いので、ディナーよりも遅めのランチの方が胃にやさしい。とするとやっぱり結構いいかも。
わたしと友人がチョイスしたのは、2番目のワインがついたコース。
基本は前菜、メイン、デザートの3皿で、アミューズとしてトリュフのクリームチーズが出てくる。
これもかなりたっぷりとしている。
わたしが選んだのは、シューとプロシュート、ゴルゴンゾーラムースの前菜。ゴルゴンゾーラはかなり強烈で濃厚な味。正直、おいしいけれど、これ3つは多いと思う。飽きる。違う味のものがひとつでもあったらよかったのに。
それにあわせてさっぱりとした白ワインを選んでくださった。わたしにはちょっとさっぱりしすぎ・・・。
メインはサービスの女性のおススメだという「シュリンプ」を選択。バルサミコソースと大振りのえびが満足感あり。これはヒット。下に敷かれているのは、ラタトゥユのようなもの。わりと酸味が強く、野菜の個性が生きていたお皿。
デゼールはトレーに並んだいくつかの中から自分で選べるタイプ。
どれも心惹かれたが、ベリーとレアチーズケーキのものをチョイスした。
トレーから選ぶときれいに盛り付けて席までもって来てくれる。
サービススタッフはみな感じがよく、丁寧でほどよくフレンドリー。
このベリーとチーズケーキのバランスもよく、濃厚。
おいしい。
今日のワインはシャンパーニュはルイロデ、
それ以外は以下。
シャンパーニュがルイロデなら、フリーにして最初から最後までシャンパーニュもいいかもね。
イタリアの白。かなりさっぱりとしていて、水のようだった。
わたしはもっと果実味のある樽香のするものの方が好み。
オーストラリアのピノ。
最近、オーストラリアやニュージーのピノをいただくことが多いのだけれど、なかなかいい。
どちらかというと、カリフォルニアのピノに近い感じがするのだけれど、まだまだお買い得感があると思う。
ぜひオーストラリア、ニュージーのピノ、掘り出してください!(笑)
アルコール度数10度だという日本製ソーテルヌのような甘めワイン。
ほどよくさっぱりとしていて、なかなか。
これはあまりソーテルヌを飲まないわたしとしては、久しぶりに気に入ったもの。
ほのかな甘さが非常に日本人好みで、興味深い。
ワインのチョイスははずれがなく、手堅いセレクト、というイメージ。
総評としては、思ったよりもよかった。以前のような重々しい感じは抜け、より今風なライトで洗練された感じ。
ただし、印象に残るというのとも違う。サラリ、と使いこなすのがいいレストランだと思う。
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